トイレの掃除をしていたらギックリ腰になってしまった春日井市のNさん

ギックリ腰について、私の施術家としてのこれまでの経験をもとに説明させていただきます。

この記事に書いているのはあくまで個人的な意見ではありますが、

私は国家資格である柔道整復師という資格を持っています。

私の資格や施術経験をもとに、ギックリ腰に悩む方のお役に立てるよう、

できるだけわかりやすい記事を書けるよう心がけています。
よろしければ、最後までお付き合いください。

昨夜、トイレ掃除で、突然ぎっくり腰になってしまった

春日井市のNさんが、一人では来ることはできず

身内の方に車に乗せて来てもらってお見えに

なりました。

 

 

今朝になって症状が昨日よりもさらに悪化してしまい

起き上がるのや着替えも困難だったそうです。

 

 

座って問診票に記入することができず

立ったまま書いてもらいました。

 

 

どんな時に痛みが出るか聞いたところ

しゃがむとき、かがむとき、座っているときだそうです。

 

 

逆に楽なときはうつ伏せや横向きで寝ている

そうです。

 

 

立ったまま腰を前後に倒してもらったら

後ろよりも前に倒した方が痛みが出ました。

 

 

過去に何回も腰痛になったことがあるのですが

今回が一番ひどいとのこと。

 

 

ベッドに寝てもらい、どんな状態になっているか

チェックしようと思ったのですが、仰向きになると

腰に激痛が走り、横向きで確認しました。

 

 

もしかしたらヘルニアかもと思ったのですが

ヘルニアのテストでは何もでなかったので

可能性はゼロではないですが低いと思われます。

 

 

次に腰の骨を触って見たところ、骨と骨の隙間が

狭いことが分かりました。たぶん、これが原因で

腰を動かした時に、骨同士が衝突して炎症を起こし

痛みが出ていると思われます。

 

 

また痛みの場所が背骨付近でした。

もしも筋肉の捻挫によるぎっくり腰であれば痛みが

真ん中よりも両サイドに出ることが多いです。

ぎっくり腰の整体施術

腰椎の牽引①

上記の患者さんは、腰の骨と骨の隙間が狭くなって

しまったのが腰痛の原因なので、隙間を広げる施術になります。

 

 

腰を丸めるだけでも隙間が広がるので、横向きで寝て

両膝を曲げてもらいます。

 

 

この状態から、膝を曲げながら狭くなっている腰骨を触って

広げていきます。この時、患者さんは力を抜いてもらいます。

 

 

最初は膝を少しずつ曲げていき、徐々に大きく曲げていきます。

と同時に腰骨を上下に引っ張って隙間を広げます。

 

 

直ぐには改善しませんが、何回か行うと隙間が広がり

仰向きで寝れるようになります。この時、寝返りは、まだ

困難な状態です。

腰椎の牽引②

膝を曲げた足を、体重を使って後ろへ引っぱります。

足首を持って腰を伸ばすよりもソフトです。

 

ぎっくり腰がひどい人にはまず、このような形で

腰を伸ばし、これでも痛みがなければ下記のように

膝を伸ばして足首を引っ張り腰を伸ばします。

 

写真で見ると腰がすごく伸びているように感じますが

腰だけでなく骨盤や股関節、膝関節も伸びているので

思ったよりも伸びません。

 

ですので、何回か行うことになります。

腰椎の牽引③

膝を伸ばした状態で腰を伸ばす施術です。

膝を曲げて行うよりも腰が引っ張られる感じがします。

ただし、腰が強く伸びるので、ぎっくり腰の状態が

ひどい場合には行いません。

 

ひどくなければ、腰が伸びて気持ちよく感じます。

 

右の腰の隙間が少なければ、右足を伸ばし

左の腰の隙間が少なければ、左足を伸ばします。

 

腰を伸ばした後は、とてもスッキリして痛みが

その場で軽減することもよくあります。

 

 

腰椎の矯正

腰を牽引をしても隙間が広がらない場合は

腰椎を矯正すると痛みが軽減します。

 

 

ただし、ぎっくり腰は痛みが強いので

無理に身体を捻ると悪化する可能性があるので

痛みのない範囲でソフトに行います。

 

 

ボキッと音がすることがありますが、痛みは

ほとんどありません。それよりも、矯正する

体勢になるのが少しつらいかもしれません。

 

 

腰の骨は5つのあるのですが、1つ1つ

チェックして歪んでいるのであれば、すべて

矯正します。

腸腰筋のストレッチ施術

腸腰筋は股関節から腰の骨にくっついているので、

緊張すると腰椎を引っ張ってゆがむ原因になります。

 

 

どのようにストレッチするかといいますと、仰向きで

寝た状態で片膝を立てて、横から腸腰筋を押します。

 

 

腸腰筋は骨盤の内側を縦に走っているので、

押す方向はおへそから股関節に向かって横から

指先で押して伸ばします。

 

筋肉は上から押さえると、伸張反射といって

縮もうとしますが、横から押さえるとこの反射が

起きにくくなり緩みやすくなります。

 

 

腸腰筋が緩むと腰の位置が下がり、ベッドに

ペタッとくっつきます。

ギックリ腰の対処法

冷やす(アイシング)

アイシングは必ず氷水で痛い部位を冷やします。

冷湿布やバンテリンなどでもいいのですが、効果が

あまり持続しないので寝るまえに貼るのがいいかと思います。

 

 

また、アイスノンやアイスパックで冷やす人がいますが

表面しか冷えないのでお勧めしません。

 

 

アイシング方法は、ビニール袋を2枚重ねて

氷を入れて、氷が浸るくらいまで水をいれます。

たくさん水を入れてしまうと早く溶けてしまうので

少なめでいいです。

 

痛めたところに直角に当てて10分冷やします。

最初は冷たくて痛いかもしれませんが、3分経つと

慣れてきます。冷たさに耐えられない人は、ガーゼの

上から冷やしてもらうといいです。

 

冷やすことによって熱を吸収し炎症を一時的に

抑えてくれるので痛みが軽減します。

 

 

アイシングは症状がひどい時は2時間おきに、

症状が軽くなったら1日3回程度冷やします。

ギックリ腰予防ストレッチ

仰向きで寝れるようになったら、自分で

腰の隙間が広がるようなストレッチを行います。

 

 

まず、仰向きで寝て片膝を曲げます。

両手で膝を持って胸の方に向かって引っ張るのではなく

おへそに向かって床方向にゆっくり押しつけます。

 

 

こうすることによって腰の隙間が広がります。

もしも、腰に痛みが出るようであれば反対の

膝を曲げて同じように行ってください。

 

 

これでも痛いようであれば、まだストレッチを

行う段階ではないのでアイシングのみ行います。

 

 

ストッレチをしているときに、腰からお尻にかけて

筋肉が伸びている感じがあれば上手くできています。

 

 

背中が伸びている感じがあるときは、まだ胸の方へ

膝を引っぱっていると思うのでおへそに向かって

引っぱるのではなく、ゆっくり押しつけて下さい。

 

回数は10回×3セット、1日3回です。

痛みが強い場合は10回×1セット、1日3回、痛みのない範囲で

行ってください。

 

 

ストレッチをした後は直ぐにアイシングで痛い部位を

10分間冷やすことをお勧めします。

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