突然、頸椎ヘルニアなってしまった春日井市のSさんに対する施術

施術前の状態

  • 首から背中にかけて痛みとしびれ
  • 左肩から腕、肘、人差し指先にも痛みとしびれ
  • 首を動かすとズキッと激痛が走る
  • 起き上がるときが困難。
  • 痛みが強くて全く眠れない

初めての施術(2018.7.9)

仕事でずーっとパソコンを使っている〇〇士の方が

見えました。来た時から首が痛そうで、カルテに記入するのも

つらい状態でした。

 

話を聞いてみると、1週間前に突然、首が痛くなり、

それから背中、肩、腕、肘、指先に痛みとしびれが出て

どんどん悪化していったそうです。

 

不安になり、病院で見てもらった結果

頚椎ヘルニアであることが分かりました。

 

薬を飲んでも痛みやしびれは消えず

夜も全く眠れず、イライラしてストレスが溜まるばかり。

 

このまま続けば、手術しかないと思ったそうです。

 

施術室のベッドに座ってもらうとき、下を向くと首に激痛が

走るので、前を向いたままゆっくりしか座れませんでした。

 

私と話している時も目線を合わそうとすると首に痛みが

走るので前を向いたまましかしゃべれませんでした。

 

たぶん、頸椎ヘルニアでも重度だと感じました。

どれくらいひどいかチェックしたところ、手に力が

入らなく、指先が強くしびれ、感覚が全くない

状態でした。

 

 

施術は、首の神経を圧迫している、飛び出した

軟骨(椎間板)をゆっくり押し込んで元に戻す

ことから始めることにしました。

 

ベッドに座ったところから、仰向きになってもらおうとしたのですが

首に激痛が走るので、私が首を支えて、寝てもらいました。

 

頚椎がどうなっているか、首を少し回そうとすると

また、首にズキッと電気が走ったので、首を動かさないで

施術することにしました。

 

首の下の方が頸椎ヘルニアなりやすいので、

その部分に指を当てて上にゆっくり持ち上げました。

 

何とか大丈夫そうなので、この動作を繰り返し、

徐々に大きく動かしていきました。

 

何回かやってみると少し痛みやしびれが軽減したので

今度は、一番痛みやしびれが出ない方向に首を

伸ばしてみました。

 

右に首を倒して、さらに後ろに倒すと痛みやしびれが

消えたので、この方向で何度も首を伸ばした結果

少しだけ痛みやしびれが緩和したので、施術は

間違っていないと確信しました。

 

最初はあまり強く施術をすると悪化するので

今回はここでやめて、自宅でできるとストレッチを伝えて

終了しました。

2回目の施術(2018.7.10)

前回、患者さんに頸椎ヘルニアが改善するストレッチを教えました。

やり方は、まず痛みやしびれが出ない側に首を横に倒します。

右に倒して痛い場合は左側に、左に倒して痛い場合は右に

倒します。

 

次に横に倒した状態のまま、後ろへ倒します。

この時、後ろへ倒し過ぎるとズキッと痛みが走ることが

あるので、必ず痛みのない範囲で行います。

 

この動作を10×2セット、1日3回行います。

 

上記の患者さんは、右に倒すと痛みが軽減したので

首を右に、そして後ろに倒してストレッチをやって

もらいました。

 

最初は上手くいかなくて痛みが出たのですが

ちょっと角度を変えて倒してみると痛みがでない

方向が分かったそうです。

 

初回の施術後は、首を大きく倒すと痛みが出たので

少しだけ後ろに倒してストレッチをしたら、少し改善した

そうです。

 

2回目の施術は、まだ痛みやしびれが強いので

首を回さないで行う頚椎の矯正と、痛みがでない範囲で

少しだけ首を伸ばしました。

 

 

施術後、しびれが人差し指だけになりましたが、左肩から腕、肘に

かけて、うずくまるような強い痛みがあり、左腕も鈍痛があり、常に

もんでいました。

 

頚椎ヘルニアは首に問題があるので、肩や腕をさすったり、もんだりしても

痛みが消えることはありません。ですが、患者さんは、痛みを少しでも

緩和させたいと思うので、自然と痛みが出ているところに手がいってしまいます。

 

初回と同じ、首を少しでも回すと痛みが強く出るので、首を回さないで

施術を行いました。

3回目の施術(2018.7.12)

3回目の施術前に患者さんから

 

「先生、少し眠れるようになりました」

 

嬉しい言葉を頂きました。

 

発症時から1,2週間、薬を飲んでも痛みは全く消えず、

夜は一睡も眠れることができなかったので本当に良かったです。

 

もしも、このまま痛みが引かず、眠れない日々が続いたら

手術するしかないと思ったそうです。

 

今回の施術は、頸椎の可動域が回復したので

痛みなのない範囲で、写真のように首を後ろに

伸ばしてみることにしました。

 

最初の数回は少し、伸ばすだけでズキッと

首に激痛が走りましたが、ゆっくり、ゆっくり

痛みのない範囲で慎重に伸ばしていったら

徐々に首が動くようになりました。

 

首を後ろに倒す角度によって、神経に触れない角度、

神経に触れる角度があることが分かったので、神経に

触れない角度で何回か伸ばしてみたところ、さらに首が

動くようになりました。

 

施術後は少しだけ、しびれが軽減し3回目の施術としては

回復スピードが速いです。

4回目の施術(2018.7.13)

「先生、しびれがでない時間帯が増えてきました」

 

と施術前に患者さんから教えてもらって、頚椎ヘルニアの

施術がいい方向に向かっていることを確信しました。

 

しびれは、悪化すると強くなったり、指先に向かって

下がってきます。逆に良くなると軽減、緩和したり、

首に向かって上がってきます。

 

しびれの出る時間が減ってきた、しびれが軽減、緩和した

ということは、神経の圧迫が弱まってきたことになります。

 

 

上記の患者さんは、パソコンに向かって前傾姿勢で仕事を

しているときや夜寝る前に、しびれを強く感じていたそうですが

それが軽減、緩和してとても喜んでいました。

5回目の施術(2018.7.14)

しびれは残るものの、患者さん自身が良くなっていることを

実感できるまで回復してきました。

 

睡眠も痛みで何度も目が覚めてしまったのが

一度、目が覚めるだけになり、ぐっすり眠れるように

なりました。

 

痛みやしびれも辛いですが、眠れないのが一番の

ストレスなので、ホッとしたと思います。

 

しびれの出る回数もさらに減って、施術後はしびれも緩和。

このままいけば、早い時期に良くなるでしょう。

 

施術は、今まで通り首を後ろに伸ばすことをメインに

行いましたが、伸ばす距離、角度を強くして、頚椎の

可動域を広げていきました。

6回目の施術(2018.7.13)

3連休はしびれも少なく快適にすごせたそうです。

 

施術後の状態が今までで一番良く、あとは左人差し指の

しびれがもっと軽減してくれれば予定通り良くなると思います。

 

7回目の施術(2018.7.19)

突然、本日(7/9)の夜7時くらいに頚椎ヘルニアが悪化。

右腕の痛みが痛く、最初の状態に戻った感じ。

 

仕事を終えてから、痛みが少し緩和し楽になったので

ちょっと安心したそうです。調子が良くなってきたので

つい根詰めて仕事をやり過ぎてしまったそうです。

 

頚椎ヘルニアの落し穴として、施術でちょっと良くなると

なおったと勘違いして、無理をしてしまい悪化することが

よくあります。

 

痛みやしびれが軽減、緩和しても、根本的には

よくなっていないことが多いので、完全に痛みや

しびれが消えるまでは無理をしないほうがいいでしょう。

 

初めて頸椎ヘルニアになった人はこのようなことが

起きる可能性が高いので注意して下さい。

 

 

 

その他の記事