去年の12月にヘルニアの診断され
左足の外側の裏側にしびれが出て
動けない状態だったそうです。
特に授乳の姿勢が辛くて
座ったり、しゃがんだりするのが困難でした。
産前は薬を使えず、車の運転もできず
ずーっと足がしびれていたそうです。
産後は一日、2回ロキソニンを飲んで
薬が効いている間はしびれが消え
切れるとまたしびれたそうです。
初診時で、ヘルニアの検査を行ったところ
足指の力が低下して、しびれている側の
足を上げると、直ぐに痛みが出る状態でした。
整形外科ではリハビリはなく
薬だけの処方だけだったので不安になって
当院に来院して頂きました。
たぶん、ヘルニアの場所としては
治りにくいと言われている腰椎5番と仙骨の
間だと思われ、飛び出した椎間板も
大きい可能性が高いです。
施術はまず、腰椎5番と仙骨の間が
狭いと思われるので広げてみたところ
多少、しびれが軽減しました。
さらに、飛び出した椎間板を
押し込んでみたところ、上がらなかった足が
少し上がるようになり、くるぶしまで
しびれていたのが太ももまで上りました。
ヘルニアが良くなる徴候として
しびれが上に上り、悪化している場合は
下にさがってきます。
ヘルニア発症時は、しびれが太ももまで
だったのですが、時間の経過とともに
くるぶしまで下がってきたので徐々に
悪化したと思われます。
治療だけでは、直ぐに元に戻ってしまうので
コルセットをつけてもらうようにしました。