正しい座り方で、本当にヘルニア改善されるのか?

目次

    世界で1番長く座っている国は日本!?

    先日、テレビを見ていたら、日本人は1日平均7時間

    座っているそうです。1日24時間だから、3分の1は

    座っていることになりますね。

     

    他国のことは分かりませんが、寝ている時間と

    ほぼ同じなので、結構長いと思います。

     

     

    座る=勉強・仕事

     

     

    と考えると、日本人は勤勉勤労ってことですね。

     

     

    さて、長時間座ることによる身体へのリスクですが、

    余暇時間に1日6時間以上座っている人が、

    3時間未満の人に比べて、死亡リスクが、なんと

    19%高くなるという研究結果もあるそうです。

     

    だとすると、余暇時間まで仕事をしている

    作家さんは、死亡リスクが高くなりますね。

     

    本当にそうなのかどうかは分かりませんが、

     

     

    ずっと座っていると、筋肉を使うことは少ないので、

    血流は悪くなり、腰痛・肩こりなど以外に、

    糖尿病などのリスクも高まると言ってました。

     

    タバコやお酒よりも危険とも言ってましたが、

    要は運動不足だと個人的には思っています。

     

    7時間、座っている人でも、適度に運動さえ

    すれば、身体へのリスクは少ないと思います。

    間違った座り方で病気になるって本当?

    テレビを見るとき、ソファは深く腰掛け、背もたれを

    使うことが良いと言っていました。

     

    横から見た時の背もたれの角度が110度で、

    座面の角度で+5度がベストだそうです。

     

    日本の椅子やソファは、だいたいこの角度で

    出来ているそうです。

     

    「へぇ~~~、知らなかったです」

     

     

    真っ直ぐ背筋を伸ばして座ると、腰(腰椎)が

    疲労し負担がかかり、足を床につけると

    背筋を伸ばしやすくなるそうです。

     

    つまり、腰に負担をかけない座り方を

    するには、お尻だけを椅子やソファーの

    座る部分につけないってことです。

     

    他の部位も床や背もたれにつけることによって、

    腰へかかっている体重が分散されることだと

    思います。

    間違った座り方を検証

    ソファーに浅く腰掛け、首を背もたれにかける座り方

    この座り方をすると、腰椎椎間板ヘルニア、

    頚椎椎間板ヘルニア、血栓症が起こりやすい

    そうです。

     

    そのわけは、自然なS字カーブが逆になる

    座り方なので、椎間板ヘルニアになりやすく

    なると言ってました。

     

    どういうことかと言いますと、椎間板は脊椎の

    骨と骨の間でクッションの役割をする軟骨です。

     

    背骨のカーブが猫背のように丸まっていると、

    椎間板が飛び出しやすくなり、神経を圧迫して、

    ヘルニアになりやすくなります。

     

    首の頸椎も逆の曲がり方になるので、

    首のヘルニアになると言ってましたが

     

    本当にそうなのかは疑問です。

     

     

    頚椎も腰椎も、背骨のカーブは同じで

    緩やかに反っています。逆に胸椎(背中)は

    緩やかに丸まっています。

     

    長時間、座ってパソコンやスマホを見たりすると

    身体が前に倒れるので、首と腰が丸まり、背骨の

    カーブが逆になります。

     

    この状態が続くと、ヘルニアになりやすいのですが

    ソファーに浅く腰掛け、首を背もたれにかける座り方は、

    首や腰が丸くなるわけではないので、ヘルニアが

    起こりやすいとは、個人的には思っていません。

     

    逆に、首や腰が伸びて自然なS字カーブに

    近づくので、時々、この座り方をすれば、

    ヘルニアには良いと思っています。

     

    但し、椎間板が大きく飛び出した重度のヘルニアは

    この座り方をすると、痛みやしびれが出るので

    危険ですから、止めたほうがいいでしょう。

    肘つき横座り

    肘をついて、横に座る座り方で

    左右の筋肉や、骨のゆがみが生じるそうです。

     

    進行すると、歩行困難になってしまうかも

    しれないと言ってましたが、正直、そこまでは

    いかないと思います。

     

    身体に悪い座り方をしても、長時間、毎日、

    同じ姿勢をしなければ、左右の筋肉や骨が

    歪むことはないと思います。

     

    上記の座り方で、問題なのは、長く座って

    痛みが出たり、筋肉がこったりしても、我慢して

    座り続けることです。

     

    身体に違和感を感じた時は、何か問題があるという

    サインなので、姿勢を変えることが大切です。

     

    スマホやゲームに夢中になっていると

    アドレナリンが出て興奮し、痛みやこりを

    忘れてしまい、終った後に身体に異変を感じる

    ケースが多いです。

    足を組んで座る

    足を組んで座ると、骨盤のゆがみを

    引き起こします。

     

    足を組んで1日合計4時間以上座ると、

    骨盤や背骨がゆがみ、内臓疾患の要因に

    なります。時々左右の足を組み替えましょう。

     

    とテレビでは言ってました。たしかに、足を

    組むと骨盤の歪みが生じますが、内臓疾患の

    要因になることは、少ないと思います。

     

    生きている以上、骨盤の歪みが全くない

    ということはあり得ないので、歪みがある人は

    正常だと思っています。歪みが全くない人は、

    ロボットやマネキンですね。

     

    歪んでいても、身体が傾いて痛みやこりが

    伴うほどの歪みでなければ問題ないと思います。

     

    それよりも、骨盤(仙腸関節)や腰椎(椎間関節)が

    ロックされて、関節の可動域が制限されることが

    問題です。

     

    長時間、足を組んだことによって、骨盤が歪み、

    仙腸関節がロックされたら、すっと立ち上がれなく

    なったり、腰が伸ばせないことががあります。

     

     

    なので、時々左右の足を組み替えることを

    勧めているのですが、違和感を感じたら

    足を組み替えなくても、直ぐに立ったり、

    歩いたり、腰を回したりすれば、仙腸関節が

    ロックされることはないと思います。

     

    ちなみに骨盤が歪んでいると、足を

    組みたくなります。最初から歪んでいるので

    歪んだ姿勢で座った方が楽だからです。

     

    骨盤の歪みがなくなれば、真っ直ぐ

    自然と真っ直ぐ座れるようになります。

     

    もし、椅子に座ると無意識に足を組んでしまう

    人は、骨盤が歪んでいる可能性が高いです。

     

    もし、右足を上にして足を組むことが多い人は

    右の骨盤が上がり、左足を上にして足を組む

    ことが多い人は、左の骨盤が上がっています。

    食事中の座り方

    • 猫背にならないこと。
    • 背もたれに背中を付けること。
    • 足は組まずに床につけること。

    みぞおちが折れるような座り方は、胃酸が逆流し、

    食道が炎症を起こします。

     

    テーブルと臍の間の距離は、拳2つ分が理想。

    自然と背筋が伸びます。

    床(畳)の座り方

    骨・血管・内臓に負担をかけないのは、片足伸ばし。

    バランスがとりやすく骨盤が立ちやすい座り方です。

     

    正座は、腰を150度屈曲ので、大変負担が多い座り方。

    →丸めたバスタオルを足とお尻の間に挟むと、

    負担が和らげます。

     

    体育座りは、骨盤が後ろに傾きます。猫背になりやすく、

    腰痛の原因に。→膝の角度をゆるくして、骨盤を立てると

    いいそうです。

     

    あぐらは、腰や内装に負担がかかります。

    →バスタオルや座布団を敷いて高さを作ると、

    骨盤が経ちやすくなります。

     

    和室なら座椅子を使いましょう。

    深く座り、骨盤が正しい位置になります。

    椎間板ヘルニアとは!Q&A

    寝起きで首の痛み酷く、ホームページ(ネット)で来院しました(頚椎ヘルニア)

    寝起きで首の痛み酷く、ホームページ(ネット)で来院しました。

    先生の施術と対応に驚きました。『治してあげたい。

    楽にしてあげたい。』その気持ちが不思議と手から伝わり効果が良くなると感じたのが初日です。

    もちろん首の痛みが消えました。

    首のヘルニアが数回で治り、喘息で苦しんでいても先生の施術で呼吸が楽になり帰宅しています。

    ここなら通い続けていきたいと思います。これからもよろしくお願いします。

    目次

      Q&A:椎間板ヘルニアは、どんな病気ですか?

      椎間板ヘルニアの椎間板とは、骨と骨の間に

      ある、クッションの役割をする軟骨のことを言います。

       

      丸型の椎間板は、バームクーヘンのような構造の「繊維輪」と、

      椎間板の中心にあるゲル状の「髄核」でできています。

       

      ヘルニアはラテン語で、外へ飛び出すという意味です。

      よく聞くのは、腸が脱出してしまう鼠径ヘルニアです。

       

      椎間板ヘルニアは、イチゴ大福で例えると、強く

      つまんだ時に、髄核であるイチゴが、繊維輪である皮を

      突き破って外へ飛び出した状態です。

       

      椎間板の近くには、神経が通っているので、

      飛び出した髄核が、神経を圧迫すると腰やお尻、

      足に痛みやしびれが出ます。

       

      さらに、神経への圧迫が強くなると、力が入らなくなったり、

      ふくらはぎ、すね、かかと、足裏、足指に、熱感や過敏、鈍感などの

      感覚異常が見られ、尿の出が悪くなる排尿障害も起こすこともあります。

       

      椎間板ヘルニアが起きやすいのは、負荷がかかりやすい構造の

      腰(腰椎椎間板ヘルニア)と首(頸椎椎間板ヘルニア)です。

      まれに、胸椎椎間板ヘルニアもあります。

       

      発症年齢は、運動やスポーツをしている10~20代と

      働き盛りの40代~50代の中年の方に多く、性別は

      女性よりも男性が方が多いです。

      Q&A:椎間板ヘルニアの原因って?

      椎間板ヘルニアの原因は、老化、遺伝、喫煙、ストレスなど

      様々ありますが、一番多いのが椎間板への圧力です。

       

      どんな時に圧力がかかるかと言いますと、

      せきやくしゃみ、長時間の運転とデスクワーク、

      体重の増加、立ったり座ったりするとき、中腰姿勢、

      前にかがむとき、重たいものを持ち上げるとき、

      床やソファーに座っているときです。

       

      上記の要因で、椎間板に圧力がかかり、

      中心の軟らかい髄核が、外の硬い繊維輪を突き破って

      神経を圧迫し、鈍痛やしびれ、知覚鈍麻、筋力低下などの

      ヘルニア特有の症状がでます。

       

      中高年の椎間板ヘルニアは、加齢によって椎間板が

      椎間が潰れてしまいます。が多いのは、

      Q&A:椎間板ヘルニアになったら、どんな検査をするの?

      病院での検査は、レントゲン、MRI、CT、造影剤などが

      あります。その中、MRIがメインになります。

       

      MRIを撮ると、レントゲンでは骨だけ写りますが、神経や

      筋肉はもちろん、椎間板もはっきり写ります。大きさや形や厚さ、

      含まれている水分量も分かり、ヘルニアの状態が分かります。

       

      病院にある医療検査機器がない場合は、

      整形学的検査、知覚検査、筋力検査などがあります。

       

      整形学的検査は、腰を曲げたり、捻ったり、足を上げたり、

      膝を曲げたり、伸ばしたりして、痛みやしびれが出るか、

      出ないかの反応を見るテストです。

       

      一般的に行われる検査は、膝を伸ばしたまま

      痛みやしびれが出ている側の足を上げている

      検査です。

       

      SLRというのですが、どの位置で痛みやしびれが

      出るかを見て、重症なのか軽症なのか分かる検査です。

       

      重症の場合は、足を上げると直ぐに痛みやしびれが出ます。

      軽症の場合は、45度以上まで上げてから痛みやしびれが出ます。

       

      筋力検査は、親指の力を確認します。術者が親指を曲げるのに

      対して、患者さんは曲がらないように踏ん張ってもらいます。

      ヘルニアになると、指に力が入らなくなります。

       

      知覚検査は、ルーレットというチクチクした

      ローラーで足の甲や指をなぞっていきます。

       

      神経の圧迫によって、感覚異常になると

      ルーレットでなぞっても、チクチクした感じは

      なく、一枚紙の上からなぞられているような

      感覚(知覚鈍麻)になります。

      Q&A:椎間板ヘルニアはどんな治療をするの?

      多く分けると2つあります。外科的療法と保存的療法です。

      外科的療法は、手術など傷つけたり、出血させたりして治療する方法です。

      保存的療法は、薬、注射、コルセット、牽引、リハビリなど、出血させずに

      治療する方法です。

       

      病院では、手術など椎間板に対して直接的にアプローチして治療する

      のに対して、接骨院や整体では、間接的にアプローチして施術を行います。

       

      どの治療を選択するかは、患者さん自身が決めることなので、

      しっかり調べて、自分の身体に合った、最適な治療法を

      見つけて受けることになります。

       

      病院によって、治療法が全く違うので、

      納得がいかなかたったり、効果がなかったりしたら

      セカンドオピニオンも必要だと思います。

       

      以前は、積極的に手術を行っていましたが、現在は

      身体に対するリスクが大きいため、重度でなければ、

      できるだけ手術は行わず、保存的療法で治療する

      傾向にあります。

       

      Q&A:椎間板ヘルニアになったら、どんな手術をするの?

      薬やブロック注射、電気療法、コルセット、リハビリなどの

      保存療法で良くならなない、足の力が入らない、麻痺している、

      歩行困難、排尿障害がある場合には、手術が考えられます。

       

      手術は、大きく分けると2つあります。

       

      飛び出した椎間板を切除して、摘出する手術と

      椎間板の中心に穴をあけることによって、飛び出した

      椎間板が引っ込む手術です。

       

      前者は、一般的に行われる切開手術です。

      内視鏡などを使って、小さく切開して手術を行うこともあれば、

      大きく切開して器具で固定する手術もあります。

       

      最近は、内視鏡での手術が積極的に行われています。

      患者さんへの負担も少なく、傷跡も数ミリ単位ですので

      入院やリハビリの期間も、以前に比べれば、とても短く

      なっています。

       

      後者はレーザー手術です。

      レーザーによって椎間板に穴をあけるのですが、

      切開をして椎間板を直接見ながら、照射するわけでは

      ないので、上手くいくかどうかは先生の腕次第になって

      きます。

       

      切開をしないので、日帰りで帰ることができますが

      保険が適用されないので手術費は高額になります。

       

      軽度のヘルニアは効果があると言われていますが

      重度のヘルニアには、あまり効果が期待できないと

      言われています。

      Q&A:椎間板ヘルニアの新しい注射薬「ヘルコニア」

      一回で高い治療効果がある、新しい注射薬、

      「ヘルコニア(コンドリアーゼ)」が2018年8月に発売されました。

       

      今までは、硬膜外ブロック注射などを、何度も打つ必要が

      ありましたが、新薬の「ヘルニコア」は、たった1回で治療効果が

      期待できます。

       

      注射の時間も、たった30分程度で済み、入院しなくても

      日帰りで終えることができるので画期的な療法です。

      保険も適用されるため、患者さんの負担も少ないです。

       

      鎮痛剤やブロック注射、湿布、コルセット、リハビリでは改善せず

      手術は避けたい方は、注射薬「ヘルコニア」によって治る人が

      増えてくると思います。

      Q&A:内視鏡による椎間板ヘルニアの手術とは

      内視鏡が進化すると同時に、内視鏡による手術技術も向上しました。

      皮膚に小さな穴を空けて手術を行うことが可能なので、局所麻酔で

      済み、身体への負担が少なく、直ぐに退院できるのが特徴です。

       

      今後は、内視鏡による手術(椎間板ヘルニア一泊手術(最小侵襲脊椎手術)PELD法)

      が主流になると思われますが、特殊な医療機器と高度な技術が必要のため手術できる

      病院は限られています。

      Q&A:椎間板ヘルニアの手術以外の治療とは

      病院では、症状がひどい場合にはブロック注射で

      痛みを抑えます。コルセットで固定して、ロキソニンやリリカなど

      痛み止めの薬と湿布を出して様子を見るのが一般的です。

       

      症状が緩和したら、低周波、干渉波、超音波などの

      電気治療、牽引、ストレッチや筋トレなどの運動療法に

      移行していきます。

       

       

      病院以外では、接骨院や整体、鍼灸院での治療になります。

      いろんな療法があるので、どれが自分の身体に一番合っているのか

      探すのが難しいです。

      Q&A:椎間板ヘルニアの症状

      ヘルニアの初期症状で、よくみらるのは

       

      ・朝起きるのが困難

      ・せき、くしゃみで激痛が走る

      ・前屈をすると痛い

       

      です。この3つが全て当てはまれば

      ヘルニアの可能性が高いです。

       

      椎間板ヘルニアの大部分は、腰骨の4番目と5番目の間、

      もしくは5番目の腰骨とお尻の骨の間で起きます。

       

      脊髄神経から枝分かれした神経がこの場所から出ています。

      坐骨神経と呼ばれる、お尻から足に向かって走っている神経と

      つながっているため、圧迫されると座骨神経痛といって、

      足の痛みやしびれがでます。

       

      軽症の座骨神経痛は、お尻の真ん中や尾てい骨に

      痛みやしびれが出ますが、重症になると太もも、膝裏、ふくらはぎ、

      すね、足の甲、かかと、足指と症状が下がっていくのが特徴です。

       

      痛みやしびれだけでなく、感覚が鈍くなったり、足が麻痺して力が

      入らなくなったりもします。

       

      注意しないといけないのは、膀胱直腸障害といって、尿や便が

      出にくくなったりする排尿障害や排便障害、頻尿や失禁もみられます。

      この症状は、手術の対象になることが多いです。

       

      Q&A:椎間板ヘルニアの予防法

      椎間板ヘルニアを予防するには、大きく分けると3つあります。

       

      ・腰に力を入れない

      ・長時間、同じ姿勢でいない

      ・せき、くしゃみに注意する

       

      何回も重たいものを持ったり、長時間、中腰で作業したり、

      無理な体勢で何度も立ったり、座ったりするとヘルニアに

      なりやすくなります。

       

      この時の予防は、腰を曲げたまま動くと負担がかかるので、

      できるだけ腰を伸ばしたままの状態で動くことが重要です。

       

      重たいものを持つときは、腰は曲げないで、両膝を曲げて持つ、

      顔を洗うときは、台の上に片足を乗せる、立ったり座ったりするときは、

      上を向いたまま腰を伸ばして行うと予防につながります。

       

      上記のことをしても痛みやしびれがでる場合には、コルセットを

      つけることをお勧めします。

       

      最終的には、腰回りの筋肉を鍛えることによってヘルニアに

      なりにくい身体を作ります。特に鍛えてほしい筋肉は腹筋です。

      天然のコルセットをの役割をするので、痛みやしびれがなければ、

      できるだけ早く始めます。

      Q&A:椎間板ヘルニアのリハビリ

      電気療法で、よく使われているのは振動数が小さい低周波治療器と

      低周波と低周波を干渉させた干渉波治療器です。

       

      低周波治療器は、微弱な電気(低周波)を身体に流すことによって、

      その刺激で筋肉をマッサージして興奮した神経を抑えて、血流を促進し、

      こりや張りによる痛みなどを自然に回復するように手助けする物理療法です。

       

      春日井市・脊椎外科(椎間板ヘルニアなど)を専門としている病院

      【あさひ病院】

      春日井市下原町村東2090

      0568-85-0077

       

      ・ 【春日井整形外科】

      春日井市東野町3-15-1

      0568-82-3711

       

      ・ 【名古屋徳洲会総合病院】

      春日井市高蔵寺町北2丁目52番地

      0568-51-8711

       

      ・ 【東海記念病院】

      春日井市廻間町大洞681-47

      0568-88-0568

       

      【春日井市民病院】

      春日井市鷹来町1丁目1-1

      0568-57-0057

      柔道整復師(国家資格)コツコツ前田からのメッセージ

      ヘルニアについて、施術家としてのこれまでの

      経験をもとに説明させていただきます。

       

      この記事に書いてあることは、あくまで個人的な

      意見ではありますが、私は柔道整復師という国家資格を

      持っています。また、医者、カイロプラクティックドクター、

      アスレティックトレーナーからから15年間、学んできました。

       

      私の資格や施術経験をもとに、ヘルニアで悩んでいる方の

      お役に少しでも立てるように、できるだけ分かりやすい記事を

      書くよう心がけています。

       

      もしも、よく分からなかった場合には、どの部分が

      よく分からなかったのか具体的に、ご指摘して頂けると

      助かります。

       

      最後まで読んで頂きありがとうございました。

      腰やお尻、足がしびれて痛いとき、病院に行かなくても、ヘルニアかどうか直ぐに分かる方法

      • せき・くしゃみで腰に激痛が走る
      • 朝起きるのが困難
      • 座ると足がしびれる
      • 横になると下半身に違和感がある
      • 中腰になると痛い
      • 腰が真っ直ぐ伸ばせない
      • 足を引きずってしまう
      目次

        せき・くしゃみで痛い

        ぎっくり腰など、急性腰痛の場合も、

        せき、くしゃみで痛いからといって直ぐにヘルニアとは

        断定できません。

         

        ぎっくり腰は、ズキッと針を刺すような痛みが腰付近に

        でることが多く、ヘルニアの場合には、腰よりは、

        お尻の真ん中、尾てい骨、お尻や足に、鈍痛やしびれが

        でることが多いです。

         

        せきやくしゃみをすると、腹筋など腰周辺の筋肉が

        急激に伸びたり、縮んだりすので、捻挫などによって

        筋肉を痛めていると、腰の真ん中(背骨)よりも横に

        痛みが走ります。

         

        また、骨のゆがみによって腰が痛い場合にも

        せき、くしゃみによって筋肉が伸縮し、骨を引っ張って

        歪みがさらに大きくなり、腰の真ん中にズキッと痛みが

        走ります。

         

        ヘルニアの場合、骨と骨の間にある椎間板が

        せきやくしゃみによって内圧が高まり、一瞬大きく膨らみます。

         

        大きく膨らむということは、飛び出しやすくなり

        神経の圧迫が強くなることになります。

         

        そのため、腰からお尻、太もも、ふくらはぎやすね、

        足裏や足指にかけて通っている神経に沿って痛みや

        しびれが出ます。

         

        軽度であれば、痛みやしびれが腰からお尻付近だけに

        なりますが、重度だと足先まで痛みやしびれが出ます。

         

        せきやくしゃみによる痛みやしびれは、

        ヘルニアの場合、今までに経験したことがないような

        感覚ですので、ぎっくり腰や慢性腰痛の痛みとは

        全く違う感じになります。

         

        まとめとして、せき、くしゃみで腰から下に痛みやしびれが

        でた場合、ヘルニアであれば場所や感覚が、他の腰痛とは

        違い、特有の反応がでることを覚えておいて下さい。

        朝起きると痛い

        ヘルニアの患者さんから、よく

         

        「夜は大丈夫だったのに、朝になったら腰が痛くて立てません」

         

        「ベッドから起き上がろうとしたら、腰にズキッと電気が走りました」

         

        「朝起きてから、腰が重だるくなってきました」

         

        「顔を洗おうとしたら、腰に力が入らず抜けそうになりました」

         

        「寝返りをしようと思ったら、腰に激痛が走り動けなくなりました」

         

        という声をよく聞きます。

         

        体の中で何が起きているかと言いますと

        椎間板の大きさが夜と朝では変わっている

        可能性が高いです。

         

        椎間板は、ほとんど水分でできているので

        寝ている間に周りから水分を吸収し膨らみます。

         

        起きてからは、逆に水分が抜けていくので

        縮んでいきます。

         

        朝、身長を測ると昼夜よりも、少し高くなるのは、

        骨と骨の間にある椎間板が大きくなるからです。

         

        朝が一番、椎間板が膨らむということは

        神経に触りやすくなったり、神経を強く圧迫する

        ことになります。

         

        軽度のヘルニアは、昼夜は痛みやしびれを

        我慢できる、もしくは感じないことがよくあるので

        朝がとても辛いことが多いです。

         

        怖いのは、ヘルニアになる手前のケースです。

        椎間板が膨らんでいるけど、神経にはギリギリ触って

        いない状態です。

         

        痛みやしびれは、まだ出ていない段階なので、

        朝、腰に負担がかかるような姿勢や体勢で起きたり、

        動いたりすると突然、腰や足に激痛が走ることがあります。

         

        何もしていないのに朝起きたら、急に腰が痛くなった場合、

        もしかしたら、ヘルニアになっていることもありますので

        注意してください。

        腰を反らすと痛い

        軽度のヘルニアであれば、腰を反らすと

        痛みやしびれが軽減したり、気持ちよかったり

        楽になったりします。

         

        ですが、重度のヘルニアでは、強い痛み

        やしびれが腰やお尻、足にでることが多いです。

         

        上記でも述べましたが、椎間板はほとんど水分で

        できているため、膨らんだり縮んだりします。

         

        特徴的なのは、腰を反らすと椎間板は前に膨らみ

        前に曲げると後ろに膨らみます。

         

        神経は、椎間板の後ろを通っているので

        前に膨らんだほうが、神経に触りにくくなるので

        ヘルニアの対処法として、腰を反らす施術や

        ストレッチを行うことが多いです。

         

        重度のヘルニアは、軽度よりも椎間板が

        後ろに大きく飛び出しているので、腰を反らして

        前に膨らんだとしても、後ろも少し膨らんだままの

        状態なので神経から離れていないことが多いです。

         

        そのため、腰を反らしても痛みやしびれが出ます。

        腰を前に曲げると痛い

        上記でも述べましたが、腰を前に曲げると

        軽度のヘルニア、重度のヘルニア、どちらも痛いです。

        他の腰痛も前屈で痛みがでることが多いので区別する

        ことが難しくなります。

         

        ヘルニアかどうか判断するには、痛みの場所や

        でかたを見るといいと思います。

         

        ヘルニアの場合、腰の下、もしくはお尻、

        尾てい骨に痛みやしびれが出ます。他の腰痛は

        腰周辺に出ることが多いです。

         

        前屈によって椎間板が膨らみ、神経を強く圧迫すると、

        痛みだけでなく、腰に力が入らなくなったり、お尻や太もも、

        膝裏、ふくらはぎ、すね、足首、足裏、足指にしびれがでます。

         

        前屈で痛みやしびれが出ても、ヘルニアとは決めつけず

        他の動きもチェックして、総合的に判断することが、とても

        大切です。

         

        もし、ヘルニアかどうか分からない場合は、病院で

        MRI写真を撮ることをお勧めします。

        体を横に倒すと痛い

        右の腰やお尻に痛みやしびれがあるとき、

        ヘルニアであれば、右に倒したときに痛みや

        しびれが軽減します。

         

        逆に左に倒すと痛みやしびれが増幅します。

         

        椎間板が飛び出す方向は、正確には

        後ろではなく、斜め後ろになります。

        (稀に真後ろもあります)

         

        斜め後ろということは、横方向にも飛び出すことに

        なるので、身体を左右に倒すことによって椎間板の

        大きさも変わってきます。

         

        右側に椎間板が飛び出している場合は

        右側に倒すと椎間板が中に引っ込むため症状が軽減します。

        左側に倒すと椎間板が、さらに外に飛び出すため症状が増大します。

         

        問題なのは、上記とはまったく逆の反応がでることも

        あります。

         

        右側に椎間板が飛び出しているのに

        右側に倒すと痛みやしびれが増加して、

        左に倒すと軽減するといった感じです。

         

        なので、身体を横に倒してヘルニアかどうかを

        判断することは難しいですが、どのような痛みや

        しびれが出るのか確認することが大切です。

        座ると痛い

        ヘルニアになると、座ったときに腰やお尻、足が痛い、

        しびれると訴えることが非常に多いです。

         

        腰が丸まった姿勢で座ると痛みやしびれが強く

        でることが多いので、ソファーや車の座席、床に

        座ったときに激痛が走ることはよくあります。

         

        また、座っているときに痛みやしびれが出ていなくても

        立ち上がったときに、ズキッと痛みやしびれが出ることも

        多々あります。

         

        腰を丸めれば丸めるほど、椎間板が膨らんでくるので

        長時間、座っていたときは立ち上がれないこともあります。

         

        背もたれのある椅子や固い椅子に座ると

        腰が真っ直ぐ伸びるので、他の椅子に

        座っているときよりも楽になることが多いです。

         

        また、座り方でも変わってきます。

         

        お尻を前に出したり、後ろに引いたりして座ったり

        足を組んでお尻を浮かして座ったときに

        痛みやしびれが出たり、出なかったりします。

         

        他の腰痛は、お尻の位置を変えても、症状が変化することが

        少ないですが、ヘルニアの場合には増減します。

         

        お尻の骨の傾き、角度、捻じれによって

        腰の隙間が広がったり、狭くなったりするので

        椎間板も影響を受け、膨らんだり縮んだりします。

         

        どんな椅子に座ると、どんな座り方をすると

        痛みやしびれが出るのか、出ないのか

        確認してみて下さい。

         

        通常のヘルニアであれば、座ると腰が丸まるような

        柔らかい椅子・ソファー、体操座りやあぐら、長座など、

        腰が丸くなる座り方で痛みやしびれが出ることが多くなります。

        足を上げると痛い

        病院や接骨院で行うヘルニアの検査ですが

        誰でもできます。

         

        仰向きで寝て、誰かに膝を伸ばしたまま

        片足をゆっくり上げていきます。

         

        上げていく途中で、足に痛みやしびれが

        出たならヘルニアの疑いがあります。

         

        腰にも痛みが出ますが、腰だけなら

        ヘルニアではない可能性が高いです。

         

        重度のヘルニアでは、足を上げて直ぐに

        痛みやしびれが出ますが、軽度であれば45度以上

        上げてから痛みやしびれが出ます。

         

        体がかたい人は、太ももがつっぱって

        痛みが出ることもあるので間違えないように

        して下さい。

         

        ヘルニアは神経を圧迫しているので

        神経に沿って痛みやしびれが出ます。

         

        よく聞くのが、足を上げていくと、突然、

         

        「お尻から足先までズキッと電気が走ります」

         

        と言われます。

         

        ひどければ、ひどいほど足先まで

        痛みやしびれが出ます。

         

         

        他にもヘルニアの検査は、たくさんありますが、

        個人的には、この足を上げる検査が簡単で

        一番分かりやすいと思っています。

         

        慣れてくると足を上げる感覚だけで

        ヘルニアかどうか、また、軽症なのか重症なのか

        分かるようになります。

         

        ・せき・くしゃみで痛い

        ・朝が一番痛い

        ・前屈で痛い

        ・座ると痛い

        ・足を上げると痛い

         

        もし、上記の5つ全て当てはまったなら

        ヘルニアの可能性が非常に高いですので

        注意してください。