左手の親指を曲げると第一関節が痛い腱鞘炎の3つの原因と対処法

病院でも腱鞘炎が治らなかった方へ

このページには、

「腱鞘炎」に悩んでいる、困っている方の

ための内容が書かれています。

 

実際に腱鞘炎になってしまった方の症例を

伝えながら、腱鞘炎になる3つの原因を

理解して頂きます。

 

そして

「実際に症状が改善した人の声」

共に「腱鞘炎を解消する方法

お伝えしていきます。

  • 親指を曲げると痛い
  • 瓶のふたやボトルのキャップを回すと痛みが走る
  • 車のハンドルしっかり握れず、回しづらい
  • 物をつまんで持ち上げることが困難
  • 朝が痛い

上記のような症状で、悩んだり、困ったり

することが、きっとあると思います。


でも、だいじょうぶです。

あなたの腱鞘炎を解決するための

対処法がここに書かれています。

 

当院の施術で、多くの方が腱鞘炎の

痛みから解放されています。

 

腱鞘炎でお悩みの方は、ぜひ

最後までご覧ください。

目次

    腱鞘炎とは

    手には筋肉の腱が走っているのですが、

    腱は指を動かすのに重要な働きをして

    います。

     

    この腱が変な方向に飛び出してしまったり

    変な動きをしないように「腱鞘」と言われる

    トンネルのようなものが腱を包んでいます。

     

    この腱鞘が炎症を起こし、指を動かした

    ときに痛みを感じるようになったり、

    動かしづらくなるのが腱鞘炎です。

    当院の施術を受け、腱鞘炎の痛みが解消した方々の感想

    硬かった右手薬指が、楽にグーパーできるようになりました<指痛>

    先生の手がやわらかく、癒される温かさにリラックス出来ました。

    骨盤の歪みからくる今の不自由な状態を的確に指摘され納得できました。

    自然に体を動かして整えて下さるのでうれしいです。

    右手薬指、硬かったのが柔らかくグーパーが楽にできるようになりました。

    これからも続けたいと思います。

    春日井市下津町  70歳

    動かなかった指が一日目で動くようになり、仕事がしやすくなりありがとうございます<腱鞘炎>

    動かなかった指が一日目で動くようになり、仕事がしやすくなりありがとうございます。

    整形外科へ行けば手術と言われていたので、まよっていました。

    コツコツ接骨院の看板を見て行ってみました。

    もう少し早く先生の所へ来るべきでした。

    他の施術所だと手なら手しか見てもらえませんが、コツコツさんは他の痛い所も見てもれえる、しんせつな接骨院さんです。

    小山盛子様 春日井市 70歳 腱鞘炎、ばね指 

    腱鞘炎重要ポイント

    腱鞘炎とは刀(腱)と鞘(さや)の関係

    刀が錆びたり、鞘が古くなったりして

    刀が鞘に収まらない状態。

     

    腱鞘炎が起きる原因

    ①手の使い過ぎ

    ②加齢

    ③女性ホルモンの影響

    3つの原因

    手の使い過ぎによるもの

    腱鞘は腱を包んでいるので

    腱を動かせば動かすほど腱鞘と擦れて

    炎症を起こします。

    加齢によるもの

    長年手を使っていれば、若い人よりも

    歳をとっている人のほうが腱鞘はすり

    減っているので炎症が起きやすくなります。

    女性ホルモンの影響

    詳しい原因は分かっていませんが、

    出産時や閉経後の更年期時に、

    女性ホルモンの分泌に変化が生じ

    腱鞘炎になるのではないかという

    説があります。

    症状

    • 指が動かしづらい
    • 指にぼんやりとした痛みがある
    • 指の感覚がない
    • 加齢により徐々に痛みが出てきた
    • 指をよく使う職業をしている

    ・手首や指が動かしづらい。

     

    ・手首や指を動かすときに一時的に

    痛みが走るがすぐに消える。

    (腱が腱鞘の下を通るときに痛みが

    出ますが動かし切ると痛みが消えます)

     

    ・初期では痛みの範囲がぼんやりと

    していますが症状が進行していくと

    明確に痛い場所がわかるようになります。

     

    ・さらに進行すると、神経障害や

    血管障害が出始め痛みも感じない

    ようになりマヒした状態になります。

    症例

    親指の使い過ぎ

    ある朝、突然、左手の親指を曲げた時に

    第一関節に激痛が走った。

     

    特に何もやっていないのに不思議だ。

    それから仕事で親指を曲げるときに

    痛みが走るようになった。

     

    細かい作業のため親指をよく使うので、

    腱鞘炎だろうと思った。

     

    休みの日は親指を使わないので

    痛みが引いた。しかし、仕事を始めると

    また直ぐに親指が痛くなる。

     

    冷湿布を貼って様子をみていたけど、

    よくなるどころか悪くなっていったので

    病院で見てもらうことにした。

     

    「何科で見てもらえれば

    いいのだろう?」

     

    今まで親指が痛くなることなんて

    なかったからネットで調べてみた。

     

    どうやら整形外科や接骨院で

    見てくれるらしい。

     

    どちらで最初に見てもらうか迷ったが

    近くに整形外科があったので、そこで

    親指を見てもらった。

     

    レントゲンを撮ってから先生が

    痛みの場所を聞いた後に親指を

    触ったり、曲げたりして

     

    「どの部分が痛いですか?」

     

    「あ、ここです。」

     

    と左手の親指のつけ根を指差した。

     

    「第一関節の付近だね。普段、

    よく指を使いますか?」

     

    「ハイ、仕事で細かい作業を

    しているので指はよく使います」

     

    やっぱり使い過ぎが原因なのかな?

     

    「骨には異常ありませんでした。

    きっと指の使い過ぎによる腱鞘炎

    でしょう。痛みが強い場合は注射を

    打つこともできます。そうでなければ

    湿布を出しますが、どうしますか?」

     

    湿布を貼っても痛みが消えなかった

    ので注射を打ってもらうことにした。

     

    看護士さんから手渡された針が

    細い注射を先生が手にとって

     

    「ちょっと痛いけど我慢してね」

     

    「は、ハイ」

     

    採血するときの注射よりも痛かったけど

    数分後には指が曲げやすくなっていた。

     

    「これで様子を見て、できるだけ指を

    使わないようにして下さい。もしも痛みが

    続き日常生活に支障をきたすようで

    あれば簡単な手術で良くなりますよ」

     

    う~ん、指はどうしても仕事で

    使わないといけない、仕事も休めない、

    とりあえず先生が勧めてくれた腱鞘炎

    を予防する専用サポーターをしてみよう。

     

    それから仕事で指を使うとき、痛みが

    少し和らいだが完全に消えることは

    なかった。

    物をつまんで持ち上げることが多い

    痛みが残ったけど、専用サポーター

    のおかげで何とか仕事はできている。

     

    痛みが完全に消えていないまま、

    急遽異動になり仕事の内容が大幅に

    変わった。商品詰め替え作業だ。

     

    ベルトコンベアで流れてきた、

    ちょっと重たい小さな商品を

    指でつまんで持ち上げて

    パッケージに入れる作業を

    何度も繰り返す。

     

    以前の作業よりも親指に負担がかかり、

    サポーターをしても痛みが強くなった。

     

    これはまずい。手術は避けたかったから

    もう一度ネットで腱鞘炎の施術を得意と

    している病院や接骨院を探してみた。

     

    ある接骨院が腱鞘炎の施術実績が

    多かったのでここで見てもらうことにした。

     

    先生に左手の親指が痛くなる経緯を

    話して何が原因で、どのような施術を

    するのか聞いてみた。

     

    「刀が腱です。そして刀を収める

    鞘(さや)が腱鞘です。この刀が少し

    太くなると鞘に収めにくくなりますよね。

     

    また、鞘の内側が錆びてギザギザに

    なっても同じです。この状態で刀を

    抜いたり、収めると刀と鞘の内側で

    摩擦が起きます。これが腱鞘炎の

    メカニズムです」

     

    なるほど、先生の説明は分かりやすい。

     

    「刀が太くなったり、鞘がギザギザに

    なる原因は病院の先生がおっしゃった

    とおり指の使い過ぎです。

     

    特に同じ動作を何度も繰り返すと

    起きやすいです」

     

    やっぱり指のつかい過ぎなんだぁ~。

    心配している私の顔を見て先生が

     

    「指を曲げると痛いので、指が曲が

    らないようにテーピングで固定して

    おきます。

     

    完全に曲がらないわけでは

    ありませんから仕事はできますので

    安心して下さい」

     

    「分かりました」

    手首をひねることが多い

    毎日、テーピングで親指を固定してから

    痛みが引き、少しずつ曲げるか角度が

    広がっていった。

     

    順調に回復していったが仕事で

    商品を入れる瓶やボトルのふたを

    開けたり、しめたりしていたら

    親指だけでなく手首も痛くなってきた。

     

    ふたがかたいから力を入れないと

    開かないので、どうしても指に力が入る。

     

    その状態で手首をひねるので

    指や手首に炎症が起きているのだろう。

     

    先生から痛みが強い時は氷水の

    アイシングがいいと聞いていたので

    直ぐに冷蔵庫から氷を出して袋に

    入れて水を少し足した。

     

    それを痛みのある手首と指に

    10分間当てたら、指や手首が

    まげづらいも痛みは嘘みたいに

    消えている。

     

    「氷水のアイシングってこんなに

    痛みが引くんだぁ~」

     

    そういえば手首に痛みがあるときは

    テーピングよりもサポーターがいいって

    先生が言っていたな。

     

    よし、スポーツ店で探してみよう。

     

    大手スポーツショップで手首用の

    サポーターを探してみる。

     

    1つはテニスの選手がやっている

    手首にはめるバンドタイプ。もう1つは

    一枚のバンドで巻いて固定するタイプ。

     

    先生は一枚タイプの方が固定力を

    調整できるのでお勧めだと教えて

    くれたので一枚タイプを迷わず購入した。

     

    それから一ヶ月、テーピングと

    サポーターでできるだけ指や手首に

    負担がかからないようにして仕事が

    終わったら直ぐにアイシングをし、

    お風呂上りにも行った。

     

    先生の施術も並行して受けて

    痛い部分にアイシングと超音波、

    指の関節と手首の関節を矯正して

    可動範囲を広げてくれた。

     

    すると痛みがほぼ消えて親指を曲げて、

    指先が手の平につかなかったのが

    つくようになった。手首も捻っても

    痛くない。これなら大丈夫だ!

    テーピングによる対処法

    腱鞘炎にはテーピングがお勧めです。

     

    その理由は、骨折した時は別ですが、

    包帯やギプスなどでがっちり固定して

    しまうと指を使う仕事ができなくなる

    からです。

     

    指が曲げられて、痛みが出る直前で

    関節が動かなくようにテーピングを貼れば

    効き目があり、予防にもつながります。

     

    今はパソコンやスマホがないと仕事が

    できない時代です。

     

    テーピングはいろんな種類がありますが、

    選ぶとしたら伸縮性のあるものがベスト

    です。

     

    水に触る仕事の方には、防水タイプの

    テーピングも売っていますので

    ご安心ください。

     

    貼り方は自分でもできるのでやって

    みて下さい。

    ストレッチによる対処法

    手首のストレッチ

    肘を伸ばして、手首を手のひら側や

    手の甲側に曲げて手首を伸ばします。

     

    30秒間×2セット、1日3回行います。

    肩のストレッチ

    肩のストレッチも効き目があります。

    肩周りの筋肉をストレッチすることで

    手や腕の筋肉にかかる負担を和らげる

    ことができます。

     

    30秒間×2セット、1日3回行います。

    腱鞘炎を良くするポイント

    仕事や家事で指に力を入れる人や指を

    よく動かす人は腱鞘炎になりやすいです。

     

    使い過ぎで起きることがほとんどなので、

    指を使わなければ自然と治っていくのですが、

    これが難しいですね。

     

    日常生活で指を使わないことはないですから。

     

    指の骨折でなければ、強くも固定できない、

    なので、お勧めなのがテーピング固定です。

     

    テーピングのメリットは指を固定しても

    動かせること、デメリットは毎日張り替え

    なければならないので慣れれば苦では

    ないのですが、最初は面倒くさいかも

    しれません。

     

    指の骨折、突き指、捻挫は他の部位と

    比べてなおりにくいです。

     

    その理由は先ほど述べた固定が

    しにくいということです。

     

    しっかり固定できれば直ぐに

    よくなるのですが、どうしても痛みが

    引くと、直ぐに使ってしまうので

    施術期間が長くなる傾向にあります。

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    腱鞘炎の名医から学んだ院長からのメッセージ

    腱鞘炎について、施術家としてのこれまでの

    経験をもとに説明させていただきます。

     

    この記事に書いてあることは、あくまで

    個人的な意見ではありますが、

    私は柔道整復師という国家資格を

    持っています。

     

    また、医者、カイロプラクティックドクター、

    アスレティックトレーナーからから

    15年間、学んできました。

     

    私の資格や施術経験をもとに、

    腱鞘炎で悩んでいる方のお役に

    少しでも立てるように、

    できるだけ分かりやすい記事を

    書くよう心がけています。

     

    もしも、よく分からなかった場合には、

    どの部分がよく分からなかったのか

    具体的に、ご指摘して頂けると

    助かります。

     

    最後まで読んで頂きありがとうございました。

    症状について詳しくはこちら

    腱鞘炎