❶身体の傾斜を利用する
前傾姿勢をとることによって 前に倒れていく、
つまり体重移動に よって走ります。
イメージとしてはドミノ倒し。
力を入れなくても勝手に
倒れていきますよね。
これを身体で行えば、筋肉の使い過ぎを
防ぐことができるので、長距離でも
楽に走れます。
❷上半身と下半身を切り離す。
上半身を少し下に沈み込ませて、
上半身は少し上に浮かせるように
走ります。
下半身を少し沈み込ませる ことによって、
股関節、膝関節、 足関節のスプリング機能が
働き地面からの衝撃を吸収してくれます。
また前方に体重移動がしやすくなります。
❸着地の位置と流れ
着地の位置は真下よりやや後ろです。
そうすることによって前傾姿勢を
保つことができます。
着地はかかとでもつま先でもなく、
足全体、できれば真ん中で行います。
具体的には小指側から入り、
母趾球に向かって体重が抜けていく
感じです。
大事なのは着地してからです。
足全体で着地をして地面から
パッと離すのではなくて、かかとから足先に
向かって順番に離していきます。
そのためには足先を丸めて
着地するのではなくて、
足先を広げて着地させます。
これによってしっかり地面を押して
走れるようになれます。