腰が大きく傾いている脊柱側湾症はどう治すのか?

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    脊柱側湾症

    カルシウム不足、運動不足、
    骨粗鬆症などによって骨が脆くなると
    変形しやすくなります。

     

    変形した骨が積み重なると
    背骨は大きく曲がることが多いです。

     

    曲がった腰骨を矯正して真っ直ぐに
    したいのですが、変形していると
    関節が固まってしまい、全く動きません。

     

    矯正やストレッチが必要な部位

    そのため、腰骨は触らずに
    他の部位を矯正して脊柱側湾症を
    治すことになります。

     

    特に腰骨と関連している骨盤と
    股関節の矯正、でん部の筋肉の
    ストレッチ、姿勢に関連している
    後頭骨の矯正がメインになります。

    骨盤と股関節の矯正

    骨盤は左右上下前後に
    傾いていることが多いです。

     

    後ろから見ると
    骨盤が後ろに大きく傾いて
    でん部がボコッと出ている
    ように見えます。

     

    治療は骨盤を後ろから前に
    矯正して、でん部の筋肉を
    緩ませるような施術になります。

     

    太ももの外側にある股関節は

    後ろと横に出っ張っている
    ことが多いので元の位置に戻るように
    調整します。

     

    また、股関節の隙間も狭く
    関節の動きも悪くなっているので
    牽引して隙間を広げます。

    後頭部の矯正

    最後に後頭骨の矯正です。

    後頭骨にくっついている筋肉には
    姿勢を無意識にコントロールする
    レセプターが含まれています。

     

    レセプターとは生物の体にあって、

    外界や体内からの

    何らかの刺激を受け取り、

    情報として利用できるように

    変換する仕組みを持った構造のことです。

     

    このレセプターは三半規管よりも
    早く身体のバランスを調整して
    くれます。

     

    後頭骨が歪んでしまうと、筋肉が
    緊張してレセプターが働かなく
    なります。