突き指でこんな悩みありませんか
- 数ヶ月前に突き指をしても良くならない
- 病院に通院してもなかなか治らない
- 髪が洗いにくい
- 日常生活には支障はないけど指がまげづらい
- 力を入れて手を握ることが難しい
突き指は指先をよく使うスポーツ、例えば
野球、バレー、バスケットをやっている
スポーツ選手に多くみられます。
野球ではボールを捕球するとき、
バスケットではパスカットしたとき、
バレーボールではブロックするときに
よく発症します。
ですが、一般の方でも普段の生活の中で
ふいに壁に指先をついてしまったりして
何かに指先をぶつけてしまって起きることも
あります。
指先は感覚神経がたくさん存在するので
軽度の突き指でも痛みを感じやすいです。
特に指の第一関節、第二関節を痛め
ひどい損傷の場合はその関節部分が腫れて
指が曲がらなくなります。
損傷直後に直ぐに氷水でアイシングを冷やせば
直ぐに良くなりますが、軽い突き指だと湿布や1,2回のアイシングで
終えてしまい、あとは何もしなければ治ると思い込んでいる
方が多いです。
病院に直ぐに診てもらえなくて、関節が腫れて痛みが続いている
場合は関節の中で炎症を起こしているので
腫れがひくまでは氷水によるアイシングを続けることが
大切になっていきます。
突き指をしっかり治療しないとゆびが曲げにくい原因とは?
突き指は主に靭帯の損傷ですが、靭帯は
骨と骨をつなぎ合わせるゴムバンドの役割を
しています。
このゴムバンドは普段は伸び縮みして
関節をサポートしています。
靭帯を損傷し、そのまま放置しておくと
かたくなり弾力性がなくなります。
そのため関節の可動域が小さくなり指が曲げにくく
なります。
病院での突き指の治療
指先の関節の靭帯が断裂して
いなければギプスなどをして固定して
日常生活をおくることになります。
固定することによって指先の関節を動かすのを
防ぎ炎症を抑えるためです。
ただ、固定をすると炎症を抑えることはできますが
関節がかたくなってしまい、将来以前のように動かしにくく
なってしまうので低周波、干渉波などの電気治療や
超音波、理学療法士による関節のマッサージなどを
行って関節の可動域が正常値まで戻るように
治療していきます。
接骨院・整体での積極的治療
基本的には整形外科などの病院と同じ
固定、安静、マッサージで治療していきます。
ですが、この治療ですとどうしても時間がかかって
しまったり、一時的には良くなるけど完治しなかったり
慢性化してしまうことがあります。
そこで、指の関節を動かしながら積極的に行う
治療があります。
治療は主に2つです。
1つは関節の隙間が狭くなっているので、そこを広げること
2つ目は靭帯がかたくなっているのでのばすことです。
どんな関節にも隙間があります。
隙間があるから関節が動くのですが、突き指によって
この隙間が狭くなることがよくあります。
隙間を広げるために、痛みのない範囲内で
痛めた関節を軽く牽引をして上下、左右、回旋を
させて少しずつ関節の隙間を広げていきます。
ただし、急性期にはまだ炎症がおさまっていませんので
この治療は行えません。あくまでも腫れがひき痛みが
消えてから行います。
もう1つはかたくなった靭帯をゆるめます。
最初から強くストレッチして伸ばすと悪化する
可能性があるので少しずつゆっくり行います。
最初は伸びている感じがなく
指の曲がりも変わらないかもしれませんが
数回行うと指がよ~く曲がるのを実感できる
ようになります。
ただ、治療後、指が曲げづらくなったり
痛みが出た場合は靭帯を強く伸ばし過ぎた
可能性がありますが、直ぐにアイシングを行えば
痛みは消えます。
突き指は個人差があるので、実際に治療をしながら
経過をみて施術を強くしたり弱くしていくことになります。
指の曲げ伸ばしで違和感が減ってきたら
間違いなく良くなっています。
指の曲げ伸ばしができても違和感が残っている
場合はまだまだ時間がかかります。