病院に行ってもヘルニアが治らないあなたへ
- 朝おきると痛い
- 手足がしびれが消えない
- 長時間座っていることがつらい
- 中腰姿勢ができない
- せきやくしゃみで痛みがでる
年々、首や腰のヘルニアで手足が
しびれて悩んでいる、困っている人が
増えています。
特にパソコンやスマホが普及してから
ヘルニアの方が急増していることが
分かっています。
韓国ではスマホの使い過ぎで
若者の頸椎ヘルニアが増えたと
ニュースで流れていました。
問題なのは病院のテストでヘルニアと
言われても、対処療法によるリハビリ
だけで根本的に施術してくれる施設は
少ないということです。
今回はヘルニアで悩んでいる人の
ための施術について、できるだけ
分かりやすく解説していきたいと思います。
一体なんだろう?ヘルニアの原因とは
ヘルニアが起きるのは
長時間のデスクワークや運転など、
座った状態で仕事や家事、育児で
なりやすいと言われています。
最近はパソコンやスマホを使い過ぎて
いる方にヘルニアが非常に多くみられる
傾向にあります。
最初は首痛や腰痛と思って、まさか自分が
ヘルニアだと気づかないことが多いです。
しかし、状態が進行してくると
痛みが消えず、さらにしびれを伴います。
ひどくなると手足にしびれが出ます。
ヘルニアは「飛び出すと」いう意味です。
骨と骨の間には椎間板という軟骨が
あるのですがこの軟骨の中に
含まれている髄核が飛び出して
神経に触り、痛みやしびれが出るのが
ヘルニアです。
ヘルニアの椎間板はほとんど水分で
できていて膨らんだり、縮んだりします。
腰を前に倒して前屈する、もしくは
座っている姿勢の時は椎間板は
後ろ移動して、背骨の後ろを通っている
神経に近づきます。
逆に腰を後ろに倒して反らす、もしくは
立っている姿勢の時は椎間板が
前に移動して神経から遠ざかります。
つまり、中腰姿勢や座っている姿勢が
長いとヘルニアになりやすいということ
です。
「以前にヘルニアのオペしたから大丈夫!」
と思っている方もいるかもしれませんが、
実は60%の確率で再発します。
なぜかといいますと髄核が飛び出した
ために穴があいてしまった椎間板は
再生しないからです。
ですのでオペをしてたからといって
完治することはありませんので、
最近はできるだけオペをしないで
なおす方向になっています。
長時間、同じ姿勢で座ったり、スマホ
なので下を見ているとヘルニアに
なりやすいので、時々腰を反らしたり、
天井や空を見上げるなどしてストレッチ
することが大切です。
ヘルニアの施術は何をするの?
ヘルニアの施術は様々ありますが、
大きく分けると2つあります。
それは対処療法と根本的療法です。
対処療法とはヘルニアによって
痛みが出ている場所に対して
施術することです。
二次的療法なので一次的には
痛みやしびれが消えるかもしれませんが
直ぐに元に戻ってしまうので何度も通う
ことになります。
根本的療法は飛び出した椎間板に
対してアプローチする施術です。
時間がかかるかもしれませんが、
徐々によくなっていくことが多いです。
実際に施術を受けヘルニアが解消した方々の感想
ヘルニアで足が痛くて歩くのも辛く、夜も寝れない日々が続いてストレスの毎日でした(腰椎ヘルニア)
ヘルニアで足が痛くて歩くのも辛く、夜も寝れない日々が続いてストレスの毎日でした。
オペせず、早く笑顔の生活に戻りたくて、行きついた場所がコツコツ接骨院。
同じ症状で苦しんでる人達の口コミで通い始めました。
2回目から痛みが減り、夜も熟睡の生活に戻り、4回目では痺れも無くなり、あの辛い毎日はどこへ行ったのか?と思うくらい症状が無くなりました。
今では笑顔の生活を過ごしてます。
私は介護の仕事を18年やっている坊主です。首と腰にヘルニアがあり、辛い日々を送っています。(頚椎ヘルニア)
私は介護の仕事を18年やっている坊主です。
そんな坊主は首と腰にヘルニアがあり、辛い日々を送っています。
以前、名古屋市にある接骨院に通っていました。
春日井から遠かったので近くでいい所はないか調べていたらコツコツさんのホームページを見つけて、近いし1度行ってみようと思い治療をしてもらいました。
すると首の状態が自分の首じゃない気がする程楽になり毎回驚かされます。
病院での施術
レントゲンやMRIの身体チェックや
状態を聞いてひどくなければリリカなどの
鎮痛剤とロキソニンが含まれている湿布が
出され様子を見ることになります。
1,2週間様子をみて、状態が
変わらなかったり悪化した場合は
ボルタレンなどの強い鎮痛剤や
痛みを抑えるブロック注射、電気、
牽引、理学療法士によるリハビリを
受けることになります。
この中で一番効果が期待できるのは
牽引です。軽度から中度であれば
腰を引っ張ることによって飛び出して
椎間板が引っ込みます。
身体チェックでヘルニアと分かっても、
そのレベルによって施術期間が
変わってきます。
軽症であれば数週間でよくなり、
重症ですと2,3ヶ月かかります。
全く動けない、歩けないような重症で
あっても直ぐにはオペはしない傾向に
あります。
その理由はヘルニアの多くは
自然治癒力でなおることが分かって
いるからです。
ただし、痛みやしびれが長期間
続くこともあるので、その場合はオペする
ことになります。
オペをしても再発しないという保証は
ないので、メリット、デメリットなどよ~く
考えてからオペするのかしないのか
決めることをお勧めします。
接骨院での施術
接骨院ではヘルニアは健康保険で
施術することは法律で禁止されて
いますので実費になります。
一般的には患部に電気を当てて、
短時間の施術になります。
たとえば、腰のヘルニアの場合は
腰からお尻にかけて電気を当ててから
数十分マッサージを行うことが多いです。
専門的にヘルニア施術を取り入れている
接骨院では腰を伸ばすようなストレッチを
行ったり、特殊なベッドなどを用いて
施術します。
接骨院でのヘルニアに対する施術は、
先生によって全く違うのでどこの接骨院へ
行ったらいいのか迷う方が多いと
思います。
そんな時はホームページや口コミサイト
などの投稿と自分の状態が合っている、
似ている接骨院へ行くことをお勧めします。
そこで、先生がヘルニアの説明と、
どんな施術をするのか分かりやすく
説明してもらえれば安心して施術を
受けられると思います。
整体での施術
整体の施術は接骨院よりもさらに
違ってきます。
先生のヘルニアに対する考え方、
今まで習ってきた技術、経験によって
施術が決まります。
ですので、整体の施術はそれぞれ
違っていると思ってください。
全身のマッサージがメイン、バキバキと
骨格を矯正する、身体をゆらす、患部を
もみほぐす、関節の調整など施術方法は
様々ありますが、実際に受けてみないと
分かりません。
今はホームページを見れば
どんば方が来所しているのか分かります。
感想や声で、実際にヘルニアの方が
通って治った実績がたくさんある治療院が
いいかと思います。
それでも、効き目がない場合や体に
合わない場合もありますので、しっかり
調べてから行かれた方がいいかと
思います。
一番期待できるのは、ヘルニアになって
整体に通ったらなおった方から紹介して
もらうのがいいでしょう。
まとめ
今まで、たくさんのヘルニアの方を
施術してきましたが、いつもと違う腰痛を
甘く見ないで直ぐに対処された方は早く
なおっています。
逆に軽い腰痛だからといって
長い間我慢してからヘルニアの施術を
開始した方は完治するまでに
時間がかかっています。
自分の腰痛がヘルニアなのかどうか
早く気づけば怖くありません。
初期の状態であれば80%以上なおっている
からです。
ですので、いつもと違う腰痛やしびれを
伴う腰痛腰の痛みが何をしても消えない
場合は直ぐに病院へ行ってMRIを
撮ってください。
レントゲンではヘルニアかどうかは
はっきり分かりませんので不安な方は
必ずMRIを撮ってもらいましょう。
MRIを見ればオペすべきかどうかの
ヘルニアのレベルが分かります。
もしも先生がMRI画像を見て
「オペしかありません」
と診断されても、オペをしなくて
なおっている方がいるのも事実です。
オペはあくまでも最後の砦であり、
個人的な意見として本当に腰が痛くて
全く動けない、一睡も眠れない、
一歩も歩けない場合を除いては、
オペは避けて手技療法でなおすべきだと
私は思っています。
理由はオペをしても完治する
保証はないからです。
とは言っても、病院ではヘルニアの
根本施術はオペになると思います。
接骨院や整体で根本施術を行っている
ところは少ないと思います。
その理由は筋肉や骨と違って、椎間板は
外から触れないからです。
よって多くの施術院は椎間板に対して
直接的ではなく間接的に施術している
ことが多いのが現状です。
実際にヘルニアの方を施術して
感じるのがなおりやすいヘルニアと
なおりにくいヘルニアがあることです。
なおりやすいヘルニアであれば病院での
牽引でよくなると思いますが、なおりにくい
ヘルニアは高度の技術が必要です。
朝直ぐに起きれない、歩くことが困難、足
に力が入らないない、感覚がないなど
重症の場合は、たとえ施術技術が高くても
直ぐにはよくならないケースがほとんどでです。
よく、ホームページやチラシで
「何年も悩んでいたあなたの
ヘルニアが一回でなおる!」
といったよう誇大広告には注意しましょう。
院長からのメッセージ
ヘルニアについて、施術家としてのこれまでの
経験をもとに説明させていただきます。
この記事に書いてあることは、
あくまで個人的な意見ではありますが、
私は柔道整復師という国家資格を持っています。
また、医者、カイロプラクティックドクター、
アスレティックトレーナーから15年間、
学んできました。
私の資格や施術経験をもとに、ヘルニアで
悩んでいる方のお役に少しでも立てるように、
できるだけ分かりやすい記事を
書くよう心がけています。
もしも、よく分からなかった場合には、
どの部分がよく分からなかったのか具体的に、
ご指摘して頂けると助かります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。