目次
頚椎症って?
- 首回りが痛い
- 箸が持ちずらい
- 満足に歩けない 40~50歳
首の骨(頚椎)は加齢とともに、
変形したりします。
なんで変形するの??
頚椎と頚椎の間には、椎間板という
クッションがあります。
そのクッションが加齢とともに
弾力が無くなり、クッションとしての
役割を果たせなくなり、頚椎どうしが
ぶつかり合って骨が変形したりします。
上記のような症状は加齢に伴って
起きる事なので、それほど問題では
ありませんが、この変形によって
手足のしびれなどが出てくるものを
頚椎症と言います。
具体的な頚椎症の疾患は?
頚椎症による疾患は3つあります。
1.頚椎椎間板ヘルニア
2.頚椎症性脊髄症
3.頚椎症性神経根症
頚椎椎間板ヘルニアとは?
頚椎椎間板ヘルニアとは、
頚椎と頚椎の間にある椎間板が
飛び出して脊髄を圧迫してしまい、
手足のシビレや、運動障害が
両側に診られる。
また、膀胱や直腸の障害も
見られるようになります。
頚椎症性脊髄症とは?
頚椎症性脊髄症とは、
頚椎や椎間板が変形する
ことによって、脊髄が圧迫されて
症状がでる疾患のことです。
どんな症状が出るの?
ボタンのはめ外しや、お箸の使用など
細かい動作が出来なくなったり、
歩行で足がもつれるような感じや
階段で手すりを使わないと不安に
なってしまうなどの症状があります。
頚椎症性神経根症とは?
頚椎症性神経根症とは、
加齢に伴う頚椎の変形により
脊髄から出ている神経根が
圧迫されたり刺激されて
起こる疾患のことです。
どんな症状が出るの?
肩から腕にかけての痛みや、
腕や手指にしびれが
出ることが多いです。
一般的に首を後ろにそらすと
痛みやしびれが強くなります。