自律神経失調症

目次

    自律神経とは

    自律神経は内臓や血管など全身に分布し、

    気温の変化や精神的なストレスなどの

    刺激の変化の中で体内の状態を一定に

    保つ役割をします。

     

    自律神経には体をバランス良く

    機能させるため「交感神経」と

    「副交感神経」というふたつの

    神経が相反する働きをします。

     

    簡単に言うと、交感神経は日中の活動的に

    動く時に優位になり、副交感神経はリラックスし

    体を休息させる時に優位にはたらきます。

     

    自律神経の不調は、この二つの神経が

    優位に働く場面で優位にならないなど、

    ”切り替え”がうまくいかなくなった状態です。

     

    春に自律神経の不調が起こる原因として、

    気温差が大きく体温調節がうまく機能

    しなくなります。

     

    また入学や就職など環境が変わり、

    精神的なストレスから自律神経のバランスを

    崩すことがあります。

    自律神経失調症に対する当院の施術

    最初に、どのような自律神経失調症なのか

    調べるために骨や筋肉を触ったり、

    動かしたりして検査します。

     

    自律神経失調症のタイプが分かったら

    そのタイプに適した施術を行っていきます。

     

    最初に電気でかたくなっている筋肉を

    刺激してから、手でゆっくり緩めていき

    矯正しやすい状態にもっていきます。

     

    筋肉がやわらかくなったら、

    自律神経に関係している頸椎や頭蓋骨、仙骨を

    痛みなく矯正します。また内臓をマッサージ

    することもあります。

     

    施術後に、自律神経失調症が改善しているか

    どうか確認するために、再度、骨や筋肉を

    触ったり、動かしたりします。

     

    最後に自律神経失調症が改善する効果的な

    ストレッチや運動、体操などを教えています。

    当院の施術を受け、自律神経失調症が改善した方の感想

    体の不調で訪れました〈自律神経失調症〉

    先生の雰囲気、スタッフの感じも初めてでも接しやすい感じでした。

    首の骨がずれていた様でしたが、治すのも全然痛くなかったです。

    体の不調で訪れました。何回か通って良くなったらいいなと思いました。

    春日井市 33歳 女性

    私にとってのオアシス〝心と身体をほぐしてくれる場所〟です【頭痛】

    いつもお世話になります!

    先日久しぶりに会ったお友達から携帯サイトで良い接骨院を探していたらあなたが載っててビックリしたわ!

    こんな記事はやらせかな・・・って思ってたけど、大島さんが投稿するくらいだからホントに良い所なのねって言われました。

    考えたらコツコツ先生にお世話になってはや3年くらい経ちますが、今では私にとってのオアシス〝心と身体をほぐしてくれる場所〟です。

    コツコツにたどりつくまではあちこちいろんな病院にいきましたが、どこも通り一遍の施術でこんなものかな↓ってあきらめかけていましたが、コツコツは違います!

    首をキュッキュッ腕をスッスッって感じで(痛みはありませんよ)終わるころには、頭も身体も不思議なくらいスッキリ!

    いつも先生には言っていますが、朝起きて辛いと思ったときの駆け込み寺ですわぁ~。

    これからも、前田先生はじめ笑顔が素敵な奥様&口下手だけど素直なスタッフまみぞうさん、よろしくお願いします。

    大島礼子様 小牧市 50歳 会社役員

    不調を感じた時の対処法

    腹式呼吸によるリラックスや

    体を元気づけるカルシウムや

    ビタミンC、B1の摂取を勧めています。

     

    またリズムのある生活が大切です。

     

    健康を保つには、適度に交感神経と

    副交感神経がうまく一日の中でも

    切り替わりながら、生活をすることが

    重要ですね。

     

    その証拠に、一日中家でごろごろしていても

    (副交感神経が優位)、体はすっきりせず

    逆に重だるく感じてしまいます。

     

    またずっと精神的な緊張が続く状態

    (交感神経が優位)でもやはり

    自律神経の不調をきたしてしまいます。

    自律神経の働き

    自律神経は、専門的に書くと

    交感神経はT1―T3の前根から

    分かれて交感神経幹に入りニューロンを

    変えて内臓(腹腔神経節=太陽神経叢、

    上・下腸間膜神経節)に分布しています。

     

    副交感神経は脳幹部(中脳、延髄)の

    動眼神経、顔面神経、舌咽神経を介して

    頭部臓器へ、迷走神経を介して胸郭および

    上腹部へ、骨盤神経(S2-4)を介して

    骨盤内臓器へ分布しています。

     

    交感神経が過剰に働くと血管の中膜(筋肉)を

    走行しているので収縮して阻血状態になり、

    皮膚が白くなったり皮膚温が低下します。

     

    また、汗腺に働いて手足に発汗したり

    心拍数が増加したり、便秘や胃の不快感など

    内臓運動が低下したり、気管支が拡張したりします。

     

    更年期障害の要因としてホルモンバランスが

    悪化し、自律神経が対応することによって

    交感神経が過剰に働き手足に汗をかきます。

     

    副交感神経が過剰に働くと瞳孔が縮瞳し、

    心拍数が減少、内臓運動の増加、

    気管支が収縮します。

     

    喘息の方は寝るときは副交感神経が

    優位になるので気管支平滑筋が収縮して

    症状が出やすくなります。

    自律神経失調症の症状

    自律神経失調症の症状は様々です。

     

    上記にも書きましたが、のどの筋肉が緊張する

    咽頭異物感がある、胸がしめつけられる、頭痛がある、

    何をしなくても疲労を感じる、便秘や下痢など

    内臓の調子がおかしい、外に出ると異様にまずしい、

    トイレの回数が多い、寝つきが悪い、熟睡できない

    朝起きるとぐったりするなどが特徴です。

     

    自律神経は無意識に働く神経であり、心臓や胃腸、

    血管などをコントロールしています。

     

    よって自律神経が乱れると心臓がバクバクしたり、

    胃腸を壊したり、血圧が急に上がったり、血行が

    悪くなって脳が酸欠になり、ふわふわしたり、

    気分が悪くなったりします。

     

    腰痛や肩こりなどは自律神経が支配していない

    筋肉や骨の問題なので、そのような症状は出ない、

    もしくは二次的疾患として症状が出ることが多いです。

     

    結論としては、症状が一つではないということです。

    身体異常・行動異常・精神異常

    今も驚異的なスピードでスマホが普及し、

    ソーシャルネットワークの活動盛んに

    なっています。

     

    時代の進化によって生まれたことなので、

    これが悪いとは思っていません。

     

    ですが、どんなことも表と裏、つまりメリットと

    デメリットがある思います。

     

    ここ数年で情報知が氾濫し何もしない時間、

    のんびする時間、ぼーっとする時間を

    奪われいことにあなたは気づいていますか?

     

    不況によって余裕がなくなり、

    自分の適応能力の範囲を超えてま仕事をして、

    イライラしたりカラダを壊していませんか

    周囲の環境に振り回され、気を使いすぎて

    疲労が蓄積していませんか?

     

    ストレスは悩み、心の葛藤です。

     

    ストレスは自分の思い通りにいかないから

    発生し、「不安」や「怒り」、「悲しみ」が

    続き、最終的には「苦しみ」へ変わっていきます。

     

    ストレスが続くと3つの症状が表れます。

     

    1つは腰痛や肩こり、頭痛、めまい、

    吐き気など身体状態。

     

    2つめは物を投げたり、何かをけったり、

    叩いたりする行動状態。

     

    3つめは、イライラしたり、やる気なくなった

    何もしたくなくなったりする精神状態です。

     

    なぜストレスが起きるかは、意識が

    外に向いているからです。

     

    ほとんどの悩みは「人との比較」だと

    言われています。

     

    意識を内に向けることによって、

    どうして、なぜ悩んでいたのか分からなかった

    自分に気づき、ストレス解消の一歩を踏み

    出すことができます。

    疲労・倦怠感

    「最近、疲れがとれなくて体がだるいんです」

     

    と患者さんからよく質問されます。

     

    疲労回復には食事や有酸素運動が良いと

    言われていますが、私は質の良い睡眠が

    一番疲労を回復すると思っています。

     

    なぜなら、ずーっと疲れている、

    だるい患者さんの共通点は不眠症だからです。

     

    不眠症は、規則正しい生活リズムで解消されます。

     

    基本は早寝早起きですね。

    そうすれば生活リズムが改善され、

    昼間はしっかり活動して、夜はしっかり

    休むことができます。

     

    ただ、現代の環境では規則正しい生活を

    送ることが難しいと思います。

     

    事実、朝起きるのが遅い、昼寝が長い、

    夜遅くまで起きている方が多いので、

    昼間活動し興奮する交感神経と

    夜活動しリラックスする副交感神経の

    バランスが崩れます。

     

    この2つの神経を合わせて自律神経と

    言いますが、オートマティック神経なので、

    無意識で働いています。

     

    よく、病院で「自律神経失調症」と

    診断される方がいると思いますが、

    一言で説明すると交感神経と副交感神経の

    スイッチが壊れている状態ですね。

     

    具体的な症状としては、トイレが近い、

    便秘や下痢を繰り返す、咽頭異常感、

    外にでるとサングラスをしないとまぶしい、

    息切れ、動悸がするなどいろんな症状が

    引き起こされます。

     

    心と体がリンクしているので、

    ストレスも自律神経失調症の原因の

    一つだと思います。

     

    改善策としては、一気に生活リズムを変える

    のではなく徐々に戻していくことがベストです。

     

    今まで、不規則な生活リズムで活動してきた方は

    それを一日で解消することは無理だと思って下さい。

     

    そうしないと、自己嫌悪に陥ってしまいます。

     

    ちょっと早く起きる、昼寝の時間をちょっと

    短くするちょっと早く寝る

    これが疲労回復の秘訣ですね。

    【生活リズムはちょっとずつ改善】

    自律神経失調症