このページは、
部活をやっている学生やスポーツ選手で、
病院や接骨院など、どこへ行っても腰の痛みが
軽減しなかった「腰椎分離症」についての
内容が書かれています。
- 長時間、同じ姿勢が辛い
- 激しい運動は困難
- 腰が伸ばせない
このページを読んでいる方は
上記のような辛い症状や不安があると
思います。
でも、だいじょうぶです。
あなたと同様に、腰椎分離症でスポーツが
全く出来なくなった方が、当院の施術後に
練習や試合に出て、痛みが出る前と同じように
動き回ってプレーしています。
腰椎分離症でお悩みであれば、
ぜひ最後までご覧ください。
脊椎分離症とは
背骨(脊椎)のある部分が分離したもの
脊椎分離症といいます。
10歳以上の男の子に多いです。
腰の骨は5つあるのですが
5番目の骨によく見られます。
骨が成熟していない成長期において
背骨の後部に対する強い刺激や
くり返しストレスが加わった結果、骨の癒合が
成されずに起こるといわれています。
分離症は必ずしも背骨の前後の
移動(腰椎すべり症)を伴うとは限りません。
また思春期に腰の曲げ伸ばしや捻り運動を
繰り返した結果(野球、テニス、陸上、体操など)
疲労骨折を起こし、分離症となることもあります。
専門的に説明しますと、脊柱を構成している
後部構造の欠損(峡部)により
後部構造(棘突起・椎間関節・椎弓の一部)と
椎体を含む前部構造(椎体・椎間板・椎弓根)
が分離したものを脊椎分離症(5番に多い)と
呼びます。
軟骨が間に挟まった状態や
その他の軟部組織が挟まった状態、
あるいは離れてしまったまま
何もない状態となることもあります。
症状
・腰痛(なんとなく痛く、重だるいような感じ)。
・腰を後ろに反らすことで痛みが出る。
・腰椎分離症が分離すべり症になると
下半身にしびれが出始めることもあります。
・長時間同じ姿勢をとれない。
原因
13~14歳の成長期の時期によく発症します。
野球やサッカーなど腰をひねる動作を
する競技をやっている場合や、陸上競技や
体操競技などの腰を後ろに反らす動作が
多い競技をやっていることが原因になります。
また、中学校に入り部活動が急激に
厳しくなり運動量が増えることに
身体がついていけない場合も
原因になります。
対処法
安静と腰部の固定がベストです。
運動中に痛みがある人は将来のことを
考えて一時休む勇気も必要です。
高齢者は炎症がおさまるまで
コルセットの着用を勧めます。
日常生活に支障がなく、痛みが
軽減してきたら、腹筋の強化や背骨に
付着している深層の筋肉(脊柱起立筋)を
バランスボールやストレッチポールなどを
使用して鍛えます。
ストレッチ
基本的にはコルセットを腰に巻いて
痛みが引くまで安静にします。
その他に腸腰筋のストレッチがあります。
腸腰筋は、足を上にあげるなど股関節を
曲げる筋肉ですが緊張すると腰骨を
前に引っ張り、反り腰になります。
反り腰が強くなると、腰骨の後ろの部分で
骨と骨が衝突しやすくなるので分離症の
原因になります。
腸腰筋をストレッチ(動画)することによって
反り腰が改善し、分離症の予防になります。
院長からのメッセージ
腰椎分離症について、施術家としての
これまでの経験をもとに説明させて
いただきます。
この記事に書いてあることは、あくまで
個人的な意見ではありますが、私は
柔道整復師という国家資格を持っています。
また、医者、カイロプラクティックドクター、
アスレティックトレーナーからから15年間、
学んできました。
私の資格や施術経験をもとに、
腰椎分離症で悩んでいる方のお役に
少しでも立てるように、できるだけ
分かりやすい記事を書くよう心がけて
います。
もしも、よく分からなかった場合には、
どの部分がよく分からなかったのか
具体的に、ご指摘して頂けると助かります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。