仕事(保育士)に復帰して腰の痛みとお尻の奥の骨の痛みがひどく…<腰痛・臀部痛>
仕事(保育士)に復帰して腰の痛みとお尻の奥の骨の痛みがひどく、良い接骨院を探していたところ、HPで「コツコツ接骨院」を見つけました。
しかも家からとても近く、痛みを抱えながら通う身にとってはとても助かりました。
根本的に痛みをとって治す為の治療を毎回して下さり、5回目くらいの施術後から毎日続いていた痛みが気付いたらなくなっていて本当に気持も楽になりまた。
最後の施術からしばらく経ちましたが、以前のような痛みは全くなく、毎日子どもたちと本気で向き合って楽しく仕事ができています。
先生の丁寧な施術と、優しい雰囲気に身体だけでなく心も元気になれる接骨院です!
匿名希望
お尻が痛い梨状筋症候群とは
- 立ったり座ったりすると痛い
- かたい椅子に座っていると痛い
- 昼寝して起き上がると痛い
- 電気が走るような痛みを感じる
- たくさん歩くと痛い
- 立ったり座ったりすると痛い
- お尻に力を入れると痛い
「周りの妊婦さんは腰が痛い方がたくさんいるのですが
妊娠5ヶ月の私は、お尻が痛いんです。。。」
と訴えてきた患者さんです。
先週から急にお尻が痛みはじめ
産婦人科の先生に聞いてみたら
「ベルトを巻いて姿勢を良くして安静にすれば大丈夫」
と言われたそうですが悪化してしまい
当院へ来院されました。
特に立ったり座ったりするときや力を入れる時、
左足を前に出して伸ばすと“ズキン”とするような
痛みがあるそうです。
妊娠中期から後期にかけてお尻が痛くなる
疾患として梨状筋症候群があります。
梨状筋という筋肉が緊張してしまい
下を通っている坐骨神経を圧迫して
痛みやしびれ、だるさが出ます。
触診してみると明らかに
右のお尻の筋肉は柔らかいのに
左のお尻の筋肉がしこりがあるような
かたさを感じました。
梨状筋症候群の特徴としては
腰には痛みがなく、お尻や太股、足にかけて
痛みやしびれ、だるさがでる坐骨神経痛がある
ことです。
梨状筋症候群かどうか自分で分からない場合は
うつ伏せに寝て膝を90度曲げて足を直角に上げて下さい。
そして膝から下の足を外側(真横)に倒してみて下さい。
もしも両方同じ角度で倒れない、もしくは
痛みのある側の足の方が倒れる角度が
小さい場合は梨状筋症候群の疑いがあります。
また、お尻の筋肉のストレッチを強く
行ってお尻に痛みが出た場合も同じです。
お尻が痛くなる梨状筋症候群の原因
原因1:足を組む
例えば右足を上にして足を組むと、右のお尻が浮いてしまい
左のお尻で座ることになります。
この姿勢で長時間しているとどうなるか?
左のお尻に上半身の全ての体重がかかり、
左の骨盤がゆるみます。
骨盤がゆるむと、骨盤を緩ませないために
コルセットの役割をしている筋肉、梨状筋が
過剰に働きお尻の筋肉が緊張し下を通っている
坐骨神経を圧迫して梨状筋症候群となります。
原因2:床や固い椅子に座る、横座りをする
よくあるのが子供の学芸会や運動会、3者懇談会で
長時間、床や椅子に座らなければならない時に
お尻が痛くなることがあります。
お尻の当たる部分がかたいがために
体重がお尻の筋肉に集中して伸ばされてしまい
緊張するということです。
また痛い側のお尻を下にして横座りや横向きで
寝ていても同じような現象が起きます。
一番やってはいけないことは長時間
床であぐらをかいてテレビを見たり食事を
することですね。
原因3:自転車によく乗る、プールでよく平泳ぎをする
自転車に乗るとかたいサドルに
お尻の狭い範囲で座ることになります。
そして、下からの衝撃がお尻にかかるので
梨状筋が緊張してかたくなる原因となります。
また、運動不足を解消をするためにプールで平泳ぎでよく
泳ぐ人はお尻の筋肉をよく良く使うので梨状筋症候群に
なりやすいです。
予防法
結論から言いますと骨盤ベルトをしめる。
かたい椅子や床に座らないことです、
骨盤ベルトをしめることによって、コルセットをの
役割をしている梨状筋が過剰には働かないので
筋肉の緊張が緩和し症状が改善します。
特に妊娠後期や出産後は女性ホルモンの影響で
骨盤がゆるみますので積極的に骨盤ベルトを
しめることをお勧めします。
また骨盤ベルトをしめても、つける場所を違う方が多いです。
つける位置はウエストの骨のすぐ下です。ここで巻くとちょうど
骨盤の関節である仙腸関節に当たるからです。
間違っている多い例はお尻の下でトコちゃんベルトなどを
巻いている妊婦さんや出産後のママが目立ちます。
あまりお尻の下で巻くと、骨盤の下の部分、坐骨をしめる
ことになるので上の部分、腸骨が外に広がることになり
逆に骨盤がゆるむ原因となります。
2つ目は、どこかに座るときは、意識してかたい
椅子や床に座ることを控えればお尻の筋肉である
梨状筋の緊張を防ぐことができると思います。
が、ずーっと立っている
わけにはいかないと思います。
ですので、クッションなどを敷いて座る、
やわらかい布団やベッドで寝ることをお勧めします。
お尻が痛い梨状筋症候群で悩んでいる方のお役に
少しでも立てれば嬉しいです。