朝起きて歩くと足裏が痛い「踵骨棘」チェックリスト
- かかとに痛みがある
- マラソンやバレーなどのスポーツをやっている
- 朝起きてからの一歩目にかかとが痛い
- 偏平足である
- 靴よりも裸足で歩く方が痛い
- 座った状態から立ち上がるときが痛い
- 階段の上り下りがつらい
踵骨棘とは?
踵骨棘とは、踵骨と言うかかとの骨が、
足底筋膜という足の裏の筋肉に
引っ張られることによって骨棘(こつきょく)
という棘(とげ)が出てきて、その棘が歩くときに
刺激され痛みが出ると言う疾患です。
*骨棘がでても痛みがない場合もあります。
踵骨棘の原因は?
・ハイヒールなどの、靴底の硬い靴の使用。
・長距離走のランニング動作や、バレーなどの
ジャンプをするような繰り返し足の裏が
伸ばされる動きを必要とする競技をしている。
べた足(偏平足)、外反母趾が原因
かかとが痛い踵骨棘の主な原因は
足のアーチが崩れてべた足になる偏平足です。
足の裏には、かかとにくっついている足底筋膜
(筋肉を包んでいる膜)があるのですが、
これが足のアーチが落ちてしまうと踵の骨を
引っ張ってしまい、この状態が続くと
骨にとげができます。
これが踵骨棘(しょうこつきょく)です。
臨床上、踵骨棘になっている方は
偏平足や外反母趾になっている方が
圧倒的に多かったので、一度足の裏を
チェックしてみて下さい。
この時に座ってチェックするのではなく
立った状態で足裏を見ます。
そして足裏のアーチの部分に手の指を
入れてみて最低でも指の第一関節が
入らなければ偏平足になっている
可能性が高いです。
歩くとかかとの部分が痛くなくて
土踏まずが痛い人は足底筋膜炎という
疾患が疑われます。
土踏まずではなくかかと、もしくは
かかとの少し前側が痛い場合は踵骨棘を
疑います。
どちらか分からない場合は整形外科などの
病院でレントゲンを撮ると骨にとげが
写っています。
歩き方が原因
歩くとかかとが痛い人の歩き方は
足全体ではなく、踵から着地して
歩いている人が多いです。
痛みが強いとかかとから着地が
できなくなるのでつま先歩きになります。
骨は刺激が何度も伝わると伸びたり、
変形したりするので姿勢が後傾で
歩いている人は絶えず踵に体重がかかり
踵骨棘になりやすいかもしれません。
歩き方を変えるだけでも痛みが緩和します。
地面にかかとから着地をするのではなく
足全体で着地をして指先でしかり地面を蹴る
習慣を身につければ症状が軽減します。
意外と自分の歩き方がどうなっているのか
気づいていない人が多いので、一度動画で
自分の歩いている姿を撮ってもらうのも
いいかもしれません。
歩行は毎日行うので、いかに身体に負担を
かけないで歩くかが大切になってきます。
歩き方の基本は身体の中心から、できるだけ
体幹をはみださないで歩くイメージです。
身体を左右、上下に振らないで歩くという
ことです。無駄な歩き方をしている人は
必ず体を揺らしながら歩いています。
体重増加が原因
踵骨棘の患者さんに聞いてみると
「急激に体重が増えた」
という声をよく耳にします。
体重が増えれば、もちろん筋肉も落ちています。
特に下半身の筋肉が落ちていることが多いです。
どうしても痛みが強いと、知らない間に
外に出る機会が減ってしまったり、
歩く距離が減ってきたり
車で移動することが多くなります。
歩かなければ痛みが出ることが少ないので
これが悪循環になって治りが悪くなります。
食事制限をして体重を落とすことも大切ですが
同時に下半身の筋肉を同時につけていかないと
治療だけでは根本的には良くなりません。
例えば椅子に座った状態で膝から下の足を
ゆっくり4秒間かけてあげて、下す動作を
毎日、10回×2セット行うだけでも筋肉は
ついてきます。
またかかとの上げ下げ運動もいいと思います。
いつでも、どこでもできますからね。
かかとが痛いからといって運動をしなかったり
食事の量が増えてしまうと増々悪化しますので
生活習慣を見直すことがとても重要になります。
そこがしっかり改善されれば、痛みが軽減しますので
あきらめないで頑張ってほしいと思います。
踵骨棘の症状とは?
・朝起きてからの一歩目にかかとに
痛みが走る。
・階段から降りて足を地面につけるときに
痛みが走る。
・かかとを強くおすと激痛がある。
・重症の場合だと、足をつくことが出来ず
歩くことが出来なくなります。
踵骨棘の対処法
かかとのクッション性の高いくつを
はいたり、自宅でもクッションのある
サンダルを履いて過ごすことがいいでしょう。
ただ、靴を変えることができない、面倒くさい
家では素足で過ごしたいという方もきっと
いると思います。
なので、私がお勧めしているのは
靴下タイプのサポーターです。
かかとや土踏まずの部分にゴムパットの
ようなクッションがつけられているで、
毎日履いていればかなり痛みが軽減します。
実際にこのサポーターを履いた患者さんは
ほぼ痛みが軽減していきました。
ということは、いかに毎日の生活のなかで
かかとに刺激を与えないか、負荷をかけないかが
大切になってくると思います。
少しでもかかとの痛みである踵骨棘で
悩んでいる方のお役に立てれば嬉しいです。
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