肩を痛めてしまうと腕を前後左右に

上げられなくなったり、

後ろに回すのが困難になります。

ジムに通っている患者さんからは

「先生、肩が痛くて筋トレが

できないのですが、これって

四十肩、五十肩ですか？」

と聞かれました。

四十肩、五十肩は

痛くても、痛くなくても

腕が上がりません。

肩が痛くても、腕が上がれば

四十肩、五十肩ではありません。

（インピンジメント症候群）

じゃあ、肩が痛くても

腕が上がる場合、何が原因なのか

気になると思います。

一つは、肩を固定している

インナーマッスルと言われている

筋肉（小円筋）が関与しています。

この筋肉がしっかり働かないと

腕を上げるときに肩関節の隙間が

狭くなり動かしにくくなります。

四十肩、五十肩の場合、

肩の筋肉が炎症を起こして

います。

この炎症が続くと筋肉が

かたくなり拘縮して肩関節の

動きを制限させてしまいます。

対処法は、温めるのではなくて

氷水で患部を10分間冷やします。

早く冷やせば、早く良くなりますが

冷やすのが遅れると、完治するまでに

時間がかかります。

四十肩、五十肩は

早期発見、早期治療で改善しますので

我慢しないで、直ぐに病院や接骨院へ

行くことをお勧めします。

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