- 小児(4~6歳)
- 股間節を痛がる
- 風邪を引いた後
目次
単純股関節炎とは?
小児(4~6歳)が股関節に炎症を
起こし痛みを引き起こす疾患です。
基本的に、小児が股関節痛を訴えたら、
この単純股関節炎を疑います。
単純股関節炎の原因とは?
はっきりとした原因は分かっていません。
ですが、風邪をひいた後に単純股関節炎を
発症する子供が3割近くいることから、
体の免疫反応が影響して炎症を引き起こすのでは
ないかと言われています。
単純股関節炎の症状とは?
- 股関節の痛み
- 膝関節の痛み
何で股関節が炎症を起こすのに
膝関節が痛くなるんだ?と思われる方が
多いと思うので説明していきます。
これもはっきりとした理由はありませんが
股関節が炎症を起こすことで、神経に何らかの
変性が起きることにより、膝関節にも痛みが
出ると言われています。
実は、単純股関節炎は股関節の痛みで
病院に来院される方よりも、膝の痛みで来院する方の方が
多いとも言われています。
- 破行を示す
破行とは、足を引きずって痛い方の足をかばうようにして歩く歩き方のことをいいます。
単純股関節炎の対処法は?
安静にすることが一番です。
安静にするとは、なるべく股関節に負荷が
かかることような動作をやめると言うことです。
なので一番いいのは、歩くことを極力避ける。
ことです。
安静にしていれば1~2週間で痛みは消えます。
ですが、安静にしずに放置され症状が悪化すると、
ぺルテス病と言うやっかいな疾患を引き起こしやすくなります。
なので、できるだけ安静にしましょう。