長時間座ると尾てい骨が痛くなるのはなぜ?

一週間前から突然、尾てい骨が痛くなった

患者さんがお見えになりました。

 

長い時間、座ることがつらい

歩ていても階段を上っても痛い

くしゃみをするとズキッとする

寝返りをすると痛くて目が覚める

頭痛がある

(尾てい骨から神経が

脳へつながっているため)

 

というひどい症状。

 

でん部を強打したとか

しりもちをついたというわけでもなく

考えられる原因としては

仕事での長時間運転。

 

尾てい骨は、とても柔らかいので

でん部への衝撃で骨折しやすく、

長時間の刺激で歪みやすい。

 

上記の患者さんは、

触診してみると尾てい骨が

少し左に傾き、でん部の中に

入り込んでいました。

 

直ぐに、尾てい骨を元の位置へ

戻したところ、座っても、歩いても

痛みが出ず、とても喜んでくれました。

 

話をよく聞いてみると

座るときに、少しをお尻を前に出して

背もたれに上半身を預けて

丸まった姿勢で座っていたこと。

 

尾てい骨に下からの圧力が

かからないように、

柔らかいクッションを敷いて

姿勢はできるだけ直角にして

座るようにアドバイスしました。

 

尾てい骨は矯正しても

直ぐに歪むことも多いので

様子をみたいと思います。

 

もし、転倒したり、

しりもちをついたりして

でん部が痛くなり、頭痛も出てきたなら

尾てい骨の骨折やゆがみの疑いが

あります。

 

もともと上向きで寝ると尾てい骨が痛くなるので、横向きで寝たりベッドでしか眠ることができませんでした<尾てい骨痛>

もともと上向きで寝ると 尾てい骨が痛くなるので、横向きで寝たりベッドでしか眠ることができませんでした。

デスクワークのパートを始めて1年半ほど経った頃から尾骨にも痛みが出るようになり、背もたれに寄りかかって 座ることができなくなり、ネットでの口コミ見てこちらの接骨院に来ました。

整形外科では骨に異常はないと言われ痛み止めの薬を服用しても治らなかったのです。

コツコツさんで施術してもらい内側に尾骨が入りこんでいると分かり、正常な位置に戻していただいたら、今までの痛みが和らぎました。

完治するまでお世話になりたいと思います。

野乃下花子 名古屋市 41歳

関連記事