正しい座り方で、本当にヘルニア改善されるのか?

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    世界で1番長く座っている国は日本!?

    先日、テレビを見ていたら、日本人は1日平均7時間

    座っているそうです。1日24時間だから、3分の1は

    座っていることになりますね。

     

    他国のことは分かりませんが、寝ている時間と

    ほぼ同じなので、結構長いと思います。

     

     

    座る=勉強・仕事

     

     

    と考えると、日本人は勤勉勤労ってことですね。

     

     

    さて、長時間座ることによる身体へのリスクですが、

    余暇時間に1日6時間以上座っている人が、

    3時間未満の人に比べて、死亡リスクが、なんと

    19%高くなるという研究結果もあるそうです。

     

    だとすると、余暇時間まで仕事をしている

    作家さんは、死亡リスクが高くなりますね。

     

    本当にそうなのかどうかは分かりませんが、

     

     

    ずっと座っていると、筋肉を使うことは少ないので、

    血流は悪くなり、腰痛・肩こりなど以外に、

    糖尿病などのリスクも高まると言ってました。

     

    タバコやお酒よりも危険とも言ってましたが、

    要は運動不足だと個人的には思っています。

     

    7時間、座っている人でも、適度に運動さえ

    すれば、身体へのリスクは少ないと思います。

    間違った座り方で病気になるって本当?

    テレビを見るとき、ソファは深く腰掛け、背もたれを

    使うことが良いと言っていました。

     

    横から見た時の背もたれの角度が110度で、

    座面の角度で+5度がベストだそうです。

     

    日本の椅子やソファは、だいたいこの角度で

    出来ているそうです。

     

    「へぇ~~~、知らなかったです」

     

     

    真っ直ぐ背筋を伸ばして座ると、腰(腰椎)が

    疲労し負担がかかり、足を床につけると

    背筋を伸ばしやすくなるそうです。

     

    つまり、腰に負担をかけない座り方を

    するには、お尻だけを椅子やソファーの

    座る部分につけないってことです。

     

    他の部位も床や背もたれにつけることによって、

    腰へかかっている体重が分散されることだと

    思います。

    間違った座り方を検証

    ソファーに浅く腰掛け、首を背もたれにかける座り方

    この座り方をすると、腰椎椎間板ヘルニア、

    頚椎椎間板ヘルニア、血栓症が起こりやすい

    そうです。

     

    そのわけは、自然なS字カーブが逆になる

    座り方なので、椎間板ヘルニアになりやすく

    なると言ってました。

     

    どういうことかと言いますと、椎間板は脊椎の

    骨と骨の間でクッションの役割をする軟骨です。

     

    背骨のカーブが猫背のように丸まっていると、

    椎間板が飛び出しやすくなり、神経を圧迫して、

    ヘルニアになりやすくなります。

     

    首の頸椎も逆の曲がり方になるので、

    首のヘルニアになると言ってましたが

     

    本当にそうなのかは疑問です。

     

     

    頚椎も腰椎も、背骨のカーブは同じで

    緩やかに反っています。逆に胸椎(背中)は

    緩やかに丸まっています。

     

    長時間、座ってパソコンやスマホを見たりすると

    身体が前に倒れるので、首と腰が丸まり、背骨の

    カーブが逆になります。

     

    この状態が続くと、ヘルニアになりやすいのですが

    ソファーに浅く腰掛け、首を背もたれにかける座り方は、

    首や腰が丸くなるわけではないので、ヘルニアが

    起こりやすいとは、個人的には思っていません。

     

    逆に、首や腰が伸びて自然なS字カーブに

    近づくので、時々、この座り方をすれば、

    ヘルニアには良いと思っています。

     

    但し、椎間板が大きく飛び出した重度のヘルニアは

    この座り方をすると、痛みやしびれが出るので

    危険ですから、止めたほうがいいでしょう。

    肘つき横座り

    肘をついて、横に座る座り方で

    左右の筋肉や、骨のゆがみが生じるそうです。

     

    進行すると、歩行困難になってしまうかも

    しれないと言ってましたが、正直、そこまでは

    いかないと思います。

     

    身体に悪い座り方をしても、長時間、毎日、

    同じ姿勢をしなければ、左右の筋肉や骨が

    歪むことはないと思います。

     

    上記の座り方で、問題なのは、長く座って

    痛みが出たり、筋肉がこったりしても、我慢して

    座り続けることです。

     

    身体に違和感を感じた時は、何か問題があるという

    サインなので、姿勢を変えることが大切です。

     

    スマホやゲームに夢中になっていると

    アドレナリンが出て興奮し、痛みやこりを

    忘れてしまい、終った後に身体に異変を感じる

    ケースが多いです。

    足を組んで座る

    足を組んで座ると、骨盤のゆがみを

    引き起こします。

     

    足を組んで1日合計4時間以上座ると、

    骨盤や背骨がゆがみ、内臓疾患の要因に

    なります。時々左右の足を組み替えましょう。

     

    とテレビでは言ってました。たしかに、足を

    組むと骨盤の歪みが生じますが、内臓疾患の

    要因になることは、少ないと思います。

     

    生きている以上、骨盤の歪みが全くない

    ということはあり得ないので、歪みがある人は

    正常だと思っています。歪みが全くない人は、

    ロボットやマネキンですね。

     

    歪んでいても、身体が傾いて痛みやこりが

    伴うほどの歪みでなければ問題ないと思います。

     

    それよりも、骨盤(仙腸関節)や腰椎(椎間関節)が

    ロックされて、関節の可動域が制限されることが

    問題です。

     

    長時間、足を組んだことによって、骨盤が歪み、

    仙腸関節がロックされたら、すっと立ち上がれなく

    なったり、腰が伸ばせないことががあります。

     

     

    なので、時々左右の足を組み替えることを

    勧めているのですが、違和感を感じたら

    足を組み替えなくても、直ぐに立ったり、

    歩いたり、腰を回したりすれば、仙腸関節が

    ロックされることはないと思います。

     

    ちなみに骨盤が歪んでいると、足を

    組みたくなります。最初から歪んでいるので

    歪んだ姿勢で座った方が楽だからです。

     

    骨盤の歪みがなくなれば、真っ直ぐ

    自然と真っ直ぐ座れるようになります。

     

    もし、椅子に座ると無意識に足を組んでしまう

    人は、骨盤が歪んでいる可能性が高いです。

     

    もし、右足を上にして足を組むことが多い人は

    右の骨盤が上がり、左足を上にして足を組む

    ことが多い人は、左の骨盤が上がっています。

    食事中の座り方

    • 猫背にならないこと。
    • 背もたれに背中を付けること。
    • 足は組まずに床につけること。

    みぞおちが折れるような座り方は、胃酸が逆流し、

    食道が炎症を起こします。

     

    テーブルと臍の間の距離は、拳2つ分が理想。

    自然と背筋が伸びます。

    床(畳)の座り方

    骨・血管・内臓に負担をかけないのは、片足伸ばし。

    バランスがとりやすく骨盤が立ちやすい座り方です。

     

    正座は、腰を150度屈曲ので、大変負担が多い座り方。

    →丸めたバスタオルを足とお尻の間に挟むと、

    負担が和らげます。

     

    体育座りは、骨盤が後ろに傾きます。猫背になりやすく、

    腰痛の原因に。→膝の角度をゆるくして、骨盤を立てると

    いいそうです。

     

    あぐらは、腰や内装に負担がかかります。

    →バスタオルや座布団を敷いて高さを作ると、

    骨盤が経ちやすくなります。

     

    和室なら座椅子を使いましょう。

    深く座り、骨盤が正しい位置になります。