コルセットを外して、腹筋したら腰痛が悪化してしまった原因と予防法とは?

目次

    こんな悩みはありませんか?

    • 長時間運転すると腰が痛い
    • ももあげ運動をしたら腰痛が悪化した
    • 腰痛予防のために腹筋をしたら再発した
    • 長時間座っていると立つ時がしんどい
    • コルセットをしないと仕事ができない

    施術で腰痛が改善しても腹筋をすると悪化することがある

    慢性的な腰痛で悩まされ、病院や接骨院

    整体に何件も通ってようやく改善したのに

    腹筋をして悪化することがよくあります。

     

    腰痛が緩和したら予防のために腹筋をしてもいいと

    思っている方がいますが、これはケースバイケースで

    違ってきます。

     

    では腰痛が和らいでも、腹筋をして悪化する原因や

    予防について解説していきます。

    腰痛が改善していない時の腹筋は要注意

    腰痛予防のために腹筋をする方をいますが

    基本的に筋トレをする場合は痛みがない状態の時に

    行います。

     

    ちょっと腰の痛みが減ったから、自己流に腹筋をすると

    後で痛みが悪化することがあります。

     

    腹筋を鍛えれば、コルセットの役割をしてくれるので

    腰痛予防になります。但し、トレーニングをするタイミングと

    ポジションが大切です。

     

    腰痛の方が腹筋をして悪化するよくあるパターンは

    仰向きで両膝を45度曲げた状態で腹筋をし

    痛みがあるのにもかかわらず我慢して行ってしまった

    場合です。

     

    腰痛で腹筋をしてもいい状態とは

    立った状態で前屈、後屈をして腰に

    痛みがあるかないかを確認して下さい。

     

    もしも前屈で痛みがある場合は腹筋をすると

    腰痛が悪化する恐れがあるのでやらないで

    下さい。

     

    後屈で痛みがある場合は、痛みの程度が

    弱い場合は腹筋をしてもOKですが、強い場合は

    行わないで下さい。どちらか分からない場合は

    腹筋をしてみて痛みが出なければOKです。

     

    腹筋の正しいやり方は両膝と股関節を直角に

    90度曲げて行います。

     

    椅子に足を乗せたり、足裏を壁に当てて

    行うといいと思います。

     

    このポジションで両手で頭をしっかりかかえて

    おへそを見るように頭を起こして腹筋を行って

    下さい。

     

    この時に痛みが増す場合はまだ腹筋をやる

    段階ではないのでやっていはいけません。

     

    そして、肩甲骨が浮くまで頭を上げたら

    またゆっくり戻して仰向きになってください。

     

    これが正しい腹筋のやり方です。

     

    案外、知られていないのでスポーツジムや自宅で

    腰に痛みがあるのにもかかわらず、自己流の腹筋を

    やり過ぎて腰痛になることがよくありますので注意して

    下さい。

    両膝を伸ばして行う足上げ腹筋は腰痛になりやすい

    腰痛予防のために腹筋以外に

    両膝を伸ばした状態で片足を上げる

    足上げ腹筋は一般的な腹筋よりも腰に

    負担がかかります。

     

    この腹筋は上記での腹筋ができるように

    なったら行ってもいいですが、そうでない場合は

    絶対に行わないで下さい。

     

    腰痛再発になる可能性が非常に高いからです。

     

    足上げ腹筋をすると腰に痛みが出るのにも

    かかわらず我慢して行っている人がいます。

     

    ちょと痛い方が効果があるのでは?と思っている

    方がいるかもしれませんが、これは大きな間違いです。

     

    痛みがあるということは、腰で異常が出ているサインです。

    このサインを無視して行うので腰痛になります。

     

    どうしても腰の痛みが軽減すると、運動不足だからといって

    直ぐに負荷のかかる腹筋をしたくなりますが、ここは

    ちょっと我慢してまずは軽い腹筋から行うことを

    お勧めします。

     

    【痛みが出る筋トレは行わない!】

     

    これだけは覚えておいて下さい。

    コルセットを外して直ぐに腹筋を行うのは危険です

    コルセットは腹筋の代わりをしてくれているので

    腰痛が軽減したからといって直ぐに腹筋をするのは

    危険です。

     

    特に長期間、コルセットをつけて仕事をしている人は

    間違いなく腹筋が落ちているので、少しずつ鍛えないと

    腰痛が再発します。

     

    腰痛や腰痛予防でコルセットをしている人は、痛みが

    軽減、緩和してきたら外した方がいいです。

     

    理由は腹筋が低下するのと、腰痛の不安が払拭できなく

    なるからです。

     

    腰痛が減ってきたら、まずはコルセットを直ぐに外さずに

    着けている時間を減らしていきいましょう。

     

    例えば腰に負担がかかる仕事以外の時間帯は

    外すとか家に帰ったら取るとかしてみて下さい。

     

    少しずつコルセットを膜時間帯を減らしていき

    最終的にコルセットが外れたら、直ぐに腹筋はせずに

    一か月間は筋トレはしないで様子を見ましょう。

     

    この期間が実はとても大切で、長年腰痛で悩んでいる人は

    直ぐに良くしたいと思い焦って腹筋を始める方がいます。

     

    焦る気持ちは分かりますが、直ぐに腹筋をしたからといって

    筋力がつくわけでもないですし、腰痛予防に失敗して

    しまいますので長い目でゆっくり行っていきましょう。

     

    この記事を読んで

    コルセットを外して腹筋をしたら腰痛になって

    困っている、悩んでいる方の参考になれば

    嬉しいです。