物や人を殴った時に発生するボクサー骨折とは?

目次

    ボクサー骨折とは?

    ・壁や物、人を殴った時に発生する骨折で、

    手の中手骨頸部という部分に骨折が発生

    します。

     

    ・プロボクサーなどのハードパンチャーでは

    第2.3中手骨に骨折が多く発生し、素人では

    第4.5中手骨の多く発生します。

     

    なので一般人の喧嘩などで発生するのは

    ほとんどが第4.5中手骨の骨折です。

    ボクサー骨折の原因は?

    ・壁や物、人を殴った際に発生します。

     

    ・最近では、ゲームセンターなどにある

    パンチングマシーンで発生するケースも

    増えてきているそうです

    ボクサー骨折の症状は?

    ・手が動かせないなどの運動障害が

    骨折の痛みにより発生します。

     

    ・患部の腫れや熱感。

     

    ・患部の変形。

    骨折部が手の甲側に出っ張るので見た

    目で変形が確認できます。

     

    ・こぶしを握った時の中手骨頭の

    出っ張りの消失。

     

    患部の腫れや変形によってこぶしを

    握った時の出っ張りが無くなります。

    ボクサー骨折の治療や注意すべき合併症は?

    ・骨折の整復後の固定としては、

    手指を曲げてこぶしを握る感じで

    固定していきます。

     

    ・合併症

    ボクサー骨折は治療の際に変形したまま

    固定されその状態で骨がくっつくと

    合併症を残します。

     

    それは、オーバーラップフィンガーと言い、

    手指を伸ばしている分には、何も問題は

    ありませんが、こぶしを握る際に

    手指がねじれてしまい上手く指を

    曲げることができなくなってしまいます。