ドリルやチェーンソーを使うと手がしびれる白ろう病とは?教えて!原因と症状、予防策

  • •仕事でドリルやチェーンソーなどの振動の強い工具を使っている
  • •手がしびれている感じがある
  • •手が冷たい
  • •手がこわばる
目次

    白ろう病とは?

     

    ・ドリルやチェーンソーなどの強い振動を伴う工具を

    使っている人に発症する、いわば職業病です。

     

    ・手や足(主に手)の末梢血管障害が起こることで、

    しびれや筋力低下、痛みなど様々な症状が現れる疾患です。

     

    白ろう病の原因は?

     

    ・振動の強い工具の使用。

    チェーンソーやドリルなど振動の強い工具を使うことで

    末梢血管の循環に異常を来します。

     

    ・寒冷時の作業。

    気温が低い時の作業では、末梢への血流がより悪くなるので

    手のこわばりや冷感と言ったレイノー現象が出てきます。

     

    ・喫煙、加齢、騒音など。

    生活習慣や作業環境なども白ろう病の発症に関係していると

    言われています。

     

    白ろう病の症状は?

     

    ・末梢血液の循環障害。

     

    ・手指や腕のしびれ。

     

    ・こわばりや冷感。(レイノー現象)

     

    ・手の感覚異常。

     

    ・関節の変形。

     

    白ろう病の予防策は?

     

    ・白ろう病は長時間振動の強い工具を使うことで

    発生する疾患なので、一度に一人の人が

    長時間振動の強い工具を使い作業をするのではなく、

    何人かの人で作業をローテーションさせて

    一人が長時間振動の強い工具を使わないようにする

    環境づくりが大切です。