親指、人差し指、中指がしびれ、箸が持ちにくくなる手根管症候群の対処法

  • 手関節の痛み(夜間痛)
  • 親指、人差し指、中指がしびれる
  • 手関節の動きが制限される
  • 手の握りが弱くなる

以下は重症です。

 

・小指と親指をくっつける動きが困難

 

・親指のねもとの筋肉が萎縮している

 

・親指と人差し指の発汗減少

 

・指の色が紫色になっている

 

1度、整形外科で検査を受けることをお勧めいたします。

手根管症候群とは

手関節に中に手根管(しゅこんかん)という

管があります。

 

この手根管のなかを通っているある神経(正中し神経)を

圧迫して発症します。手関節を伸ばした状態で長時間

使用する場合に多発します。

 

また外傷やリュウマチ、妊娠の後期にも発生します。

 

この疾患を発症しやすい職業は調理師、

抱っこしないといけないような子供がいるお母さん

大工、ライター、編み物をする人、パソコンをよくつかう人、

美容師、ミュージシャン、トラック運転手、体操選手です。

対処法

手根管症候群の対処法は

アイシング、固定、手首の筋トレです。

 

アイシング方法はビニール袋や氷嚢に氷を入れ、

氷が浸るまで水をいれます。

 

アイスパックやアイスノン、保冷剤は凍傷になる

危険性がありますので絶対に使用しないで下さい。

 

また湿布も効果はありますが、直ぐに痛みを軽減

させるなら氷水の方が効果があると思います。

 

アイシングは最初は冷たくしびれてくるかも

しれませんが、3分我慢して頂ければ慣れてきます。

 

我慢できない方はガーゼの上から当て下さい。

 

感覚が麻痺してきて無痛無感状態になりますが、

氷水であれば問題ありませんのでご安心ください。

 

アイシング時間は10分で炎症がひどいときには、

一日に数回アイシングを行ってください。

 

但し、アイシングの間隔は最低でも2時間は

あけてください。また、お風呂はアイシングする前に

入ってください。

 

固定はテーピングによる固定や専門のサポーターも

あります。筋トレはゴムを使って行います。

 

またビタミンB6(50mg)が効果があると言われています。