- 長時間歩けない
- 立ったり歩いたりすると足がしびれる
- 足がしびれても座ると楽になる
- 高齢の方
- 労働作業をする方
目次
脊柱管狭窄症って何?
脊柱管狭窄症とは、背中の骨の中の
トンネル(脊柱管)を通っている脊髄神経が
様々な理由によって変形した脊柱管に
圧迫され足にしびれが出る疾患のことです。
そもそも脊柱管って?
脊柱管は、背骨(椎骨)、背骨と背骨の間にある
椎間板、黄色靭帯などで囲まれたトンネルのことです。
加齢や厳しい労働などにより、背骨の変形、
椎間板の変形、黄色靭帯の肥厚により脊柱管が
圧迫(狭窄)されます。
脊柱管狭窄症の原因とは?
上記で述べたように、加齢や労働が
原因になりますが、その他にも、背骨の
病気の影響で脊柱管が圧迫され
神経を圧迫する場合もあります。
脊柱管狭窄症の症状は?
脊柱管狭窄症の症状は、
長時間歩くと足がしびれて歩けなくなるが
座って休憩すると楽になりまた歩くことが出来る。
(間欠性跛行)
安静にしていれば、症状が出ることはほとんど
ないですが、立ったり、歩いたりで大腿(太もも)や
膝から下にしびれが出ます。
症状が悪化すると、下肢の力が落ち、
肛門周囲のほてりや尿の出が悪くなったり、
尿が漏れることもあります。
脊柱管狭窄症の対処法は?
腰を真っ直ぐにして立ったり歩いたりすると、
神経が圧迫されてしまうので、杖やシルバーカーを
使用して前かがみにして歩くと症状が出にくく
楽になります。
また、移動手段を徒歩から自転車にかえることも
効果的です。