- 高齢者
- 女性
- 骨粗しょう症
腰椎圧迫骨折とは?
まず、腰椎について説明します。
腰椎は、脊柱という背中の骨の
腰の部分にある骨です。
その腰椎が骨折してしまった状態を
腰椎骨折と言い、腰椎の椎体という
部分が圧迫されつぶれるように骨折
した状態を腰椎圧迫骨折と言います。
腰椎圧迫骨折の原因は?
腰椎圧迫骨折をする原因で多いのが
骨粗しょう症です。
骨粗しょう症とは、女性や高齢者に多く、
骨の密度が低くなり、骨の中がスカスカに
なってしまう病気です。
骨粗しょう症の人は、骨折が起こりやすく
腰椎圧迫骨折の場合では、くしゃみをした時や、
尻もちをついただけで骨折が起きてしまいます。
また、骨粗しょう症でない人でも、重い荷物を
持った際や、高い所から落ちた際に圧迫骨折に
なる場合があります。
腰椎圧迫骨折の症状は?
・腰部の激痛。
高齢者の場合では、骨折が起きても
痛みがなく、いつの間にか骨折している
場合もあります。
・骨折を起こした腰椎の骨が脊柱管と言う神経が
通っている管を圧迫すると、下半身に痛みやしびれを
感じるようになります。
・起床時に立ち上がろうとした際に腰部に
激痛が走ることがあります。
腰椎圧迫骨折をした時にしてはいけない7つの動き
腰椎圧迫骨折をした時にやってはいけない
7つの動作があるので紹介します。
1:前かがみになって下のものを取る。
2:あぐらをかく。
3:床に寝る。
4:和式トイレを使う。
5:自転車に乗る。
6:床に足を伸ばして座る。
7:体をひねる、横や後ろに反らす。
の7つです。
1~6で共通して言えるのは、すべて前かがみの
姿勢(前傾姿勢)になる。と言うことです。
前かがみになると、圧迫骨折した骨折が
さらに圧迫され、症状がひどくなってしまうので
前かがみの姿勢になってはいけないのです。
一見すると3の床に寝るのは、いいんじゃないの?
と思うかもしれませんが、床に寝るときは、
布団に入るときに必ず前かがみになって
しゃがまないといけないですよね?
そういう理由です。
そして、7の体をひねる、横や後ろに反らすは、
前かがみにならないからいいんじゃ?と
思うかもしれませんが、ひねったり、反らしたり
する動作も骨折した部分を動かす動作なので
前かがみと同様に行ってはいけません。
その他の記事
- 食べ過ぎた翌日、左の腰から背中にかけて痛みが出る原因と5つの対処法
- ストレスではなく背中が痛くて過呼吸になる3つの原因と対処方法
- 腰痛を気にせず、マラソンを完走する5つのチェックポイント
- 首や腰を反らすと痛い、しびれる?!もしかして椎間孔狭窄症かも?原因と症状、対処法
- ギックリ腰は直ぐに施術すれば、早く改善することが多いです。
- 背中の右側が痛いのは肝臓の病気ではなく、実は○○が原因だった!?
- 教えて!腰がだるい、腰が重い3つの原因と対処法
- 腰椎すべり症からくる足のしびれは治るのか?
- 右半身がかたくて痛いのは何が原因?
- 妊婦さんの腰痛の原因は腰骨のゆがみだった!
- 背中がかたい人は腕が上がりにくくなる
- ゴルフで腰痛になる原因が知りたい!
- あなたの腰痛、反り腰が原因かも!3つの筋トレと2つのストレッチで改善!
- コルセットを外して、腹筋したら腰痛が悪化してしまった原因と予防法とは?
- 腰痛で針(鍼灸)をする場合、注意しておきたいこと
- 腰を反らすと痛い腰痛の原因は、すべり症ではなく、実は○○の歪みだった!?
- 長時間運転や長く歩いていると腰が痛くなる原因