先日、腰痛、でん部痛、足のしびれで
練習や試合に出場できなくて悩んでいる
強豪チームのバスケ選手が来院しました。
話を聞いてみると、走ると
腰やでん部に強い痛みが走り
動けなくなるそうです。
整形外科のレントゲン撮影で
腰椎分離症と診断されました。
チームトレーナーから鍼治療を
受けていたのですが、復帰するまでの
状態までには戻らなかったそうです。
梨状筋症候群の原因と予防法
施術前の徒手検査で
足のしびれは、でん部の筋肉である
梨状筋が緊張していることが原因だと
判明しました。
梨状筋の下に、一番太い神経である
座骨神経が走っています。
梨状筋が緊張すると、
この座骨神経が圧迫され、でん部から
足にかけて鈍痛やしびれが出ます。
これが梨状筋症候群です。
男女比を見ると、女性に多い疾患です。
バスケは、ディフェンス時など、
がに股での動きが非常に多いです。
足先を外にして長時間動くと
梨状筋が緊張しやすくなります。
自転車によく乗る方や
平泳ぎをよくする人も
緊張しやすいです。
施術やマッサージ、ストレッチによって
梨状筋は緩みますが、経験上、
一番効果が高いのは超音波治療です。
上記の選手は、一回の施術で
足のしびれが消えました。
腰椎分離症の原因と予防法
腰椎分離症は、施術よりも
リハビリトレーニングが大事になります。
腰が反ると悪化しやすいです。
なので、いかに腰が反らないように
するかがポイントになります。
①腹筋強化
腹筋の中で、特に腹直筋を鍛えることを
勧めています。
腹筋は天然のコルセットです。
腰が反り過ぎないように
壁の役割をしてくれます。
腹筋が弱い人やお腹に脂肪がついている人は
腰が反りやすくなり、腰椎分離症のリスクが
高まります。
②腸腰筋ストレッチ
腸腰筋は、おへそから足のつけ根に向けて
二等辺三角形のように走っています。
具体的には、股関節から腰骨の前側に
くっついています。
腸腰筋が緊張すると、腰骨を前に
引っ張るので腰が反る原因になります。
腸腰筋ストレッチは、いろいろあります。
簡単に伸ばす方法は、ベッドの端に
仰向きで寝て、伸ばしたい側の足を
ベッドの外に出してぶら~んと垂らします。
この状態で3分待つだけです。
③体幹トレーニング
プランクなどによって、
腰の深部の筋肉を鍛えます。
分離症は、腰骨が二つに分かれた状態です。
先天性もあれば、腰への衝撃によって
分離することもあります。
特に、腰を前後に曲げたり伸ばしたりする
動作を何度も繰り返すと分離症に
なりやすいです。
バスケやサッカー、野球、体操をやっている
成長期の学生に多く見られる疾患です。
一度、分離すると元には戻らないので
周囲の筋肉で固定する必要があります。
再発を防ぐために、
深部の筋肉を鍛えることが
大切になってきます。
仕事(保育士)に復帰して腰の痛みとでん部の奥の骨の痛みがひどく…(梨状筋症候群)
仕事(保育士)に復帰して腰の痛みとでん部の奥の骨の痛みがひどく、良い接骨院を探していたところ、HPで「コツコツ接骨院」を見つけました。
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