首の後ろやひじの内側がかゆい「アトピー性皮膚炎」

  • 肌がかゆくなる
  • 肌が弱い
  • 乾燥肌
  • 部屋に絨毯やカーペットがある
  • ハウスダストアレルギー

アトピー性皮膚炎とは?

 

皮膚にかゆみのある湿疹ができ、

その湿疹が良くなったり、悪くなったりを

繰り返す疾患です。

 

アトピー性皮膚炎の原因は?

 

・部屋が汚い。

部屋が汚いと、ダニやほこりが発生しアトピー性皮膚炎に

なりやすくなります。

 

特に、絨毯やカーペットを部屋に置いていたり、汗が染みこんだ

布団をそのままにしておくとダニが発生しやすくなります。

 

さらに、食べ残しや食べかすをそのままにしておいても

ダニが発生しやすくなるので注意が必要になります。

 

ほこりは、部屋の換気をこまめにしたり掃除機や床の水ぶきを

することで減らすことができます。

 

・肌が弱い。

アトピー性皮膚炎の患者さんは、皮膚の細胞と細胞の間にある

皮脂が普通の人よりも少ないので、皮膚の細胞間に異物が入り込みやすく

肌トラブルが起きやすいです。

 

・ダニやほこり、食べ物にアレルギーがある。

 

アトピー性皮膚炎の症状は?

 

・肌にかゆみのある湿疹ができます。

 

アトピー性皮膚炎の湿疹の特徴として、、

 

・赤みがある。

・かゆくて掻いているとジュクジュクになり

液がにじみ出てくる。

・皮膚がささくれのようになり皮がむける。

・左右対称にできることが多い・

・おでこ、目の周り、口の周り、耳の周り、首、脇

関節の内側にできることが多い。

 

などがあげられます。

 

アトピー性皮膚炎の対処法は?

 

・肌を清潔に保つ。

朝晩のシャワーが大切です。

 

特に寝ている間は知らないうちに汗をかいてしまい

菌が発生するので、朝のシャワーが大切になります。

 

また、お風呂に入る際やシャワーを浴びるときは、

ぬるめのお湯(39℃くらい)が肌への刺激が少ないので

おすすめです。

 

・肌に身に着けるものを気を付ける。

金属のアクセサリーやちくちくした服などは

肌への刺激が強いので注意が必要です。

 

・肌の乾燥を押さえる。

肌が乾燥すると肌の防御機能が低下してしまうので

肌の乾燥を防ぐことが大切です。

 

特に、ワセリンを肌に塗るのが効果的です。

 

・肌をなるべく掻かない。

肌を掻いてしまうと、肌が荒れてアトピー性皮膚炎に

なりやすくなってしまうのでなるべく掻かないようにしましょう。

 

どうしてもかゆいときは肌に冷たいものを当てるとかゆさが

紛れます。

 

・天候に気を付ける。

風邪が強かったり、湿度が低い場合は肌が乾燥しやすいので

肌の保湿が大切です。

 

また、夏場など汗を大量にかくときは、肌を清潔に保てないので

こまめに汗を拭きとることが大切です。

 

紫外線も肌へ刺激をあたえる因子になるので紫外線が強い日は

長の服を着たり、つばの大きな帽子をかぶることが大切です。

 

また、日焼け止めクリームは肌への刺激が強いので

あまりおすすめしません。